金融業界(メガバンク・地方銀行)とは?売上規模/平均年収ランキング一覧|就活中の大学生に人気のある就職先企業
金融業界は就活・転職活動中の方からとても人気がある業界です。
当記事では、金融業界の中でも、銀行(メガバンク・地方銀行・第二地方銀行)への理解を深めて頂くために、その特徴や動向について解説していきます。
金融業界(メガバンク・地銀・第二地銀)に興味があるものの、金融業界(メガバンク・地方銀行)の事は正直詳しく理解していない人。
どのような企業があり、その中での職種や仕事内容などを実は知らない方。
売上高が高い会社はどんな感じなの?平均年収は高いの低いの?
等など、金融業界(メガバンク・地銀・第二地銀)の就職や転職活動に役立つ情報をご紹介します。
就活生から人気がある金融業界(メガバンク・地方銀行)で内定を得たい人は必見です。
目次
【1】金融業界・銀行(メガバンク/地方銀行/第二地銀)の業務内容
【2】金融業界・銀行(メガバンク/地方銀行/第二地銀)とは?ビジネスモデルは?
【3】金融業界・銀行(メガバンク/地方銀行/第二地銀) 売上規模/平均年収ランキング一覧
【4】近年の金融業界・銀行(メガバンク・地方銀行/第二地銀)の動向や特徴と就職活動について
【5】業界研究や企業選びが思うように進まない方へ。就職相談が可能な場所
【1】金融業界・銀行(メガバンク/地方銀行/第二地銀)の業務内容
銀行は預金の受入れ、資金の貸出し、為替取引などを行う金融機関です。
主な役割や業務は、3つに分類されます。
預金業務
貸付業務
為替業務
【2】銀行(メガバンク・地方銀行・第二地方銀行)とは?その区別や違いは?
メガバンクや地銀、第二地銀などという表現を聞いたことがある人もいるかもしれません。これらは、どのような区別をされているのでしょうか?
実は、メガバンク、地方銀行、第二地方銀行には、法的や区別や分類はありません。すべてが、「銀行法」によって規定される銀行であり、取り扱いできる業務範囲に違いがあるわけではないのです。
一般的に、メガバンク、地銀、第二地方銀行はどの様に区別されるのかを解説します。
メガバンク
一般的に、3大メガバンクといえは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループを指します。
大手銀行5グループというと、先の3社に、りそなホールディングス、三井住友トラスト・ホールディングスを加えた5社になります。
さらに新生銀行、あおぞら銀行を加えて、「大手銀行7グループ」と表現されることがあります。
純粋に、大都市に本店を構えつつ、広域展開をしており、莫大な預金残高を有している大手銀行(都市銀行)と考えれば良いのでしょう。
ゆうちょ銀行は、貯金残高は全国1位なのですが、日本郵便という特殊性からかメガバンクに分類されることを見たことはありません。
金融業界(メガバンク・地方銀行)は、明確が定めがないようです。日本銀行などは、りそなまでを含めた5校を都市銀行として分類しています。
地方銀行
第二地方銀行
地銀、第二地銀ともにメガバンクと比べると貯金残高は少なく、展開地域にについても地方など限定的です。顧客は、地方の有力企業や、その都道府県内でビジネスを展開する企業が多く、地域密着で金融業を営んでいます。
地方銀行や第二地方銀行は、その名の通り、地方都市で銀行業を営み、地域密着で金融業を展開しています。
【3】金融業界(メガバンク・地銀・第二地銀) 売上規模/平均年収ランキング一覧
就職・転職活動中の大学生、大学院生、短大生、専門学校生から人気があり、売上規模の高い会社をランキング形式で一覧としています。
売上高や平均年収の開示情報がある上場企業のみに限定させて頂きます。
業界・業種研究や職種研究にご活用ください。
就職希望者から人気があり、企業規模の大きな会社のランキング一覧です!売上高や平均年収の開示がある上場企業のみに限定しています。
売上高を基準とした金融業界・銀行(メガバンク・地方銀行/第二地銀)のランキング(2020.7月調べ)
順位 | 企業名 | 売上高 |
平均年収 |
1 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 7.2兆円 | 1067万円 |
2 | 三井住友フィナンシャルグループ | 5.3兆円 | 1155万円 |
3 | みずほフィナンシャルグループ | 3.9兆円 | 910万円 |
4 | ゆうちょ銀行 | 1.7兆円 | 675万円 |
5 | 三井住友トラスト・ホールディングス | 1.5兆円 | 1302万円 |
6 | りそなホールディングス | 8,805億円 | 918万円 |
7 |
新生銀行 | 3,995億円 | 771万円 |
8 | コンコルディア・フィナンシャルグループ | 3,062億円 | 1041万円 |
9 | ふくおかフィナンシャルグループ | 2,831億円 | 800万円 |
10 | めぶきフィナンシャルグループ | 2,827億円 | 1071万円 |
11 | 千葉銀行 | 2,429億円 | 729万円 |
12 | 静岡銀行 | 2,292億円 | 736万円 |
13 | 関西みらいフィナンシャルグループ | 1,897億円 | 819万円 |
14 | あおぞら銀行 | 1,844億円 | 802万円 |
15 | ほくほくフィナンシャルグループ | 1,824億円 | 892万円 |
16 | 山口フィナンシャルグループ | 1,754億円 | 679万円 |
17 | 九州フィナンシャルグループ | 1,721億円 | 953万円 |
18 | 八十二銀行 | 1,650億円 | 658万円 |
19 | 第四北越フィナンシャルグループ | 1,546億円 | 1165万円 |
20 | セブン銀行 | 1,485億円 | 707万円 |
参考:Ullet
平均年収を見る際の注意点としてホールディングスと書かれているところには注意してください。事業会社よりも金額が高いことが多いです。
【4】近年の金融業界・銀行(メガバンク・地方銀行/第二地銀)の動向や特徴と就職活動について
業界規模 | 27.6兆円 |
伸び率 | +4.8% |
平均年収 | 676万円 |
参考:業界動向サーチ
近年の金融業界・銀行(メガバンク・地方銀行/第二地銀)の動向や特徴としては、大半のところが利益率が低下しており、人員の整理やコスト削減、キャッシュレス決済など新サービスの強化などが急務になっているように思えます。
地方銀行や第二地方銀行は、メガバンク以上に経営が苦しい印象で、減益、赤字決算が続いているところが多いです。金融庁が介在し、統合や合併を促進し、業界の再編が続いていくことが予測されます。
就活生からはとても人気がある業界なのですが、将来性については正直何とも言いかねる状況です。
金融業界(銀行)は、収益性が著しく低下しています。マイナス金利政策の導入や海外事業の苦戦などが主の原因です。
これは、日本銀行が導入したマイナス金利政策の影響がとても大きいと言われており、メガバンク、地銀、第二地銀ともに利益率が大きく減少しています。
今後も、銀行業界は収益性が悪化し、業界内で合併等の再編が続くことが予想されます。
【5】業界研究や企業選びが思うように進まない方へ。就職相談が可能な場所
就プラは過去3万人以上が利用しており、利用者ん内定率は98%以上です。現役の人事採用担当者がアドバイザーとして実践的なサポートを提供しています。
『就プラ』は、就活カフェのようなイメージで活用することが出来ます。Wi-fiや電源(コンセント)の利用は可能ですので、ご自身のPCやスマーフォンの充電もなども可能です。
志望業界がなかなか決まらないというような就職相談から、効果的な業界研究の仕方、大手企業をお招きしての業界研究や会社説明会等など様々なコンテンツを準備しています。
また、就活対策セミナーや企業参画型のイベント時には、同じ目的を持った他大学の学生との情報交換や企業の人事担当者と交流の機会を得ることも可能です。
お一人でも、初めての方でも、多数ご利用頂いていますから、気軽にお問い合わせください。就プラを利用して、新卒として社会に出るための準備をしていきましょう。