採用担当者から「自分を動物・もの・色に例えるとなんですか?」と質問された際の回答の仕方は?【就職活動/面接対策】
新卒としての就職活動の面接において人事採用担当者(面接官)から質問されることがある、自分を『動物』・『もの』・『色』などに例えるとなんですか?という質問。
一見面白そうな質問に聞こえますが、いざ面接試験の場で、突然聞かれたら困る・苦戦する質問の一つです。
他に、例えられるものとして、花、お菓子、野菜、果物、文房具などあげればきりがないくらいです。
なぜ、こんな変な質問をするのか、その内容には、どんな意図や目的があるのかも気になりますよね?一つ一つ対策することもバカバカしいですし…・
でも、この質問は、意図と回答方法さえ把握しておけば、そんなに難しいものではありません!
事前に返答のポイントを整理し、面接官の意図や目的に合った回答を出来るように準備をしていきましょう。
当記事は、人事採用担当者に刺さる(ウケが良い)回答例文や、評価される返答のポイントやコツをご紹介しますので参考にしてください!
目次
【1】面接官が「自分を動物・もの・色に例えるとなんですか?」と質問する理由や意図
【2】『長所や強み』の回答例として上げられる長所一覧
【3】『長所や強み』がない・わからないと悩む人の傾向
【4】評価される『長所や強み』を考えるには自己分析を徹底
【5】「長所や強み」の回答例、返答の仕方
【6】『○○に例えると何ですか?』の回答例文
【1】面接官が「自分を動物・もの・色に例えるとなんですか?」と質問する理由や意図
面接官が「自分を動物・もの・色に例えるとなんですか?」と質問する理由や意図はどこにあるのでしょうか?
まず、どのように例え確認をされるのか、いくつかの質問例をまずはご紹介します。
②もの
③色
④花
⑤お菓子
⑥野菜
⑦果物
⑧文房具
⑨漢字一文字
⑩文字熟語
※○○で表すと、〇〇で例えるとなど、少し変わった質問を受けることがありますが、結局のところ、強みや長所を確認する目的です。
多少表現は異なるものの、面接官が意図する部分は一緒です。
【あなたの強みは何ですか】という質問に比喩を用いることにより、回答の難易度を上げたり、学生の皆さんがテンプレのように覚えてきているものを表現させないようにして、応募者の対応力や柔軟性等を合わせて確かめようともしています。
では、この質問の確認点である「長所や強み」を知ろうとする、面接官のそもそもの目的は何なのでしょうか?
その時の面接の流れや、担当者の考え方によって、多少異なりがあるものの主に2つの目的があります。
(1)自分自身の強みや長所をしっかり理解出来ているのか確認
(2)応募者が持つ特徴(強み・長所)が自社にマッチしているのかもチェック
「長所や強み」は、上記を確認することを目的とした質問です。これにちょっと手を加えた質問が『○○に例えると…』という質問というわけです。
『動物』や『もの』に例えるとは?結局のところ『長所や強み』は何ですかと同じことを確認しています!
会社では、様々な価値観を持った人たちが、ビジョンや目標を実現するために、チームで力を合わせて仕事をしています。
就活生の皆さんが、社会人になった後に、周りの人達とどのように関わってくれるのか、その際に発揮される人柄や性格はどんなものなのか?
自社の組織風土や環境にきちんとマッチする人であるのかを確認したいと考えています。シンプルに『強みや長所』は何ですかと、聞いてくれた方がラクチンですよね…。
【2】『長所や強み』の回答例として上げられる長所一覧
次は、『長所や強み』について、回答されることが多い性格や人柄をいくつかご紹介します。
ここで紹介するものを『例えるもの』の特徴と照らしあわせて表現していくだけで、『○○に例えると』の返答内容は完成です!
以下は『長所や強み』として一般的に上げられるものを参考までにご紹介します!
答え方としては、上記の特徴に対して、「ある」、「高い」、「長けている」等をつけ添えれば良いでしょうね!
まず、『長所や強み』の洗い出しや表現方法がわからないと、『○○に例えると…』の回答内容まではたどり着かないため、一旦は『長所や強み』の表現について説明していきます!
【3】『長所や強み』がない・わからないと悩む人の傾向
『長所や強み』が自分にはない、思いつかないという人も実は多いのです。
でも、心配しないでください。『長所や強み』は誰にでもあります!
『長所や強み』がないという人は、他の人と比較をして、自信がない、目立っていないからアピールにならないと思い込んでいるだけです!
もの凄い高い水準のものではないといけないと勝手に思い込みがちですが、実際のところ就活生の大半の方が同じような水準の話をしています。
大切なことは、具体的なエピソードを交え、自分自身の中である程度自信がある特徴を、あなたのことを知らない第三者へ伝えるための表現上の工夫をすることです。
高い水準の長所・短所ではないといけないと思いこむ必要はありません。皆、同じような水準のいたって普通の話をしています!
【4】評価される『長所や強み』を考えるには自己分析を徹底
それでは、『長所や強み』に対して上手く答えるためには、何を考えておけばよいのでしょうか。
返答内容を考える前に、以下の2つの準備をすると良いでしょう!
(2)強みや長所がどのような状況において発揮しているのかを考える
ペンを片手にノートに書き出していくことももちろん必要ですが、面倒だと思う人は就職ナビサイトやアプリ等の自己分析ツールを活用することなどでも、強みや弱みの把握が出来るはずです。
自分の強みや長所がわからない、思いつかないという人は自己分析ツールなどを活用すると簡単に把握できます!
自己分析ツールのおすすめツールやアプリ。適性診断の効果的なやり方・方法
また、必ず行っておきたいことは、応募している会社の求める人物像を確認することです。
募集職種で必要とされる能力と、皆さんの長所や強みがマッチしていれば高水準のものをアピール出来なくても問題ありません。
【5】『長所や強み』の回答例、返答の仕方
次は、「長所や強み」の回答例、返答の仕方を簡単に解説致します。
例えば、控えめな性格の方で、サポート側で目立ったことが無いという人でも、表現の仕方を変えればアピールになります。
回答/返答例
私の強みは、チームのことを第一に考え行動できることです。チームの勝利のためであれば、役割を一切選ぶことなく、どのような仕事でも愚直に取り組んできました。
具体的には、私は大学時代、体育会サッカー部のマネージャーとして、自らが出来る役割を誰よりも率先して行うことを心がけていました。
チームの目標である一部昇格を、信じる気持ちは選手と同じで、その目標を達成するためには、選手がトレーニングに集中できる環境をつくることに全力を注ぐべきだと、考えたのです。
チームの勝利にこだわり、必死に選手を支えようとする私達マネージャーの姿勢や想いは選手達にも伝わり、チーム全体の士気向上に繋がりました。一体感が出来たチームは、結果として念願の一部昇格を果たすことが出来ました。
私は、社会人になっても、組織の目標達成に向けて、どのような仕事でも全力で取り組んでいきます。
上記は一つの例ですが、チームを主体にして、自分の長所や強みを表現していけば、それなりに見栄えはするようになるものです。
ご紹介した例文は、チームを主体にして、表現する例の参考としてください。
具体的な、工夫や取り組みは、皆さんが行って来たものをしっかりと整理して盛り込んで自分自身だけのものにしていってください。
次は、これを『○○に例えると…』の回答内容に置き換えていきます!
【6】『○○に例えると何ですか?』の回答例文
最後に、ここまでで説明してきた『長所や強み』の回答内容を『○○に例えると…』の質問に合わせて置き換えていきます!
『色』に例える回答/返答例
①私を『色に例えると白』だと考えております。白はどの様な色でも映えさせることができ、様々なものに変化していくことが出来ると考えています。
私の強みは、チームのことを第一に考え行動できることです。チームの勝利のためであれば、役割を一切選ぶことなく、どのような仕事でも愚直に取り組んできました。
具体的には、私は大学時代、体育会サッカー部のマネージャーとして、自らが出来る役割を誰よりも率先して行うことを心がけていました。
チームの目標である一部昇格を、信じる気持ちは選手と同じで、その目標を達成するためには、選手がトレーニングに集中できる環境をつくることに全力を注ぐべきだと、考えたのです。
チームの勝利にこだわり、必死に選手を支えようとする私達マネージャーの姿勢や想いは選手達にも伝わり、チーム全体の士気向上に繋がりました。一体感が出来たチームは、結果として念願の一部昇格を果たすことが出来ました。
私は、社会人になっても、組織の目標達成に向けて、どのような仕事でも全力で取り組んでいきます。
繰り返しにはなりますが、組織の状況に応じて自由に色を変えていくことが出来る私の特徴から『白』と例えさせて頂きます。以上です。
『色』に例えていますが、結局は強みや長所を整理して置ければ応用可能です。『例えの対象』はそんなに重要でありません。なぜ例えたのかの『理由』の部分が返答のカギです!
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