消防士を辞めたい…民間企業への転職は難しい?公務員はつぶしがきかないからやめとけって本当?

★消防士の仕事が体力的にきつくなってきた…。民間企業への転職は難しいの?

まずは、社会貢献性が高く、厳しい仕事に従事して頂いている方に感謝致します。体力的にも肉体的にも大変な仕事であることは街中でも良く見かけるため、理解しております。

体力だけではなく、正義感や強い精神力、忍耐力など沢山の能力が求められますし、礼儀正しく、誠実な方が本当に多く、頭が上がりません。

いま、当記事をご覧頂いている方は、現在のお仕事を続けるのか真剣に悩んでいらっしゃるのかと思いますので、一般的な転職マーケットについての解説などをぜひ参考して頂ければ幸いです。

「消防士の仕事が体力的にしんどい…。退職して異業種に転職することは可能なの?」

「消防士を辞めた後のおすすめの転職先は?」

退職を検討するならば、何歳までが理想?20代、30代?40代では遅い?

消防士として必死に仕事をしてきた消防官の方は、いざ異業種へ転職を検討する際、民間企業の情報や就職事情がわからず、苦労される方も多いと言います。

消防士さんから転職することを推奨するわけではなく、一般転職の実態について解説致します。今後のキャリアプランをご検討する際にご活用ください。


当記事では、消防士の方が異業種や一般企業へ転職する際のおすすめの求人の探し方や注意点などを徹底解説します。

目次

 

【1】消防士(消防官)を辞めたい…。消防士の退職理由?

 

【2】消防士と民間企業(業種別)の平均年収の違い。本当にお給料が安いのか?

【3】ハラスメントの実態調査結果なども行い職場環境を整備

 

【4】公務員はつぶしがきかないからやめとけって本当?民間企業への再就職は難しい?

 

【5】消防士(地方公務員)から転職する際におすすめの就職相談先

 

【6】専門職などの仕事に転職を検討している方

 

【7】入社して1、2、3年程度で退職する第二新卒世代は少なくない

 

【8】転職理由によっては、仕事を辞める勇気を持っても良いのでは?

 

【9】会社を辞める(退職理由)きっかけも参考に!

 

【10】転職にあたり事務職の求人倍率は高いことは覚悟しておこう…

 

【11】業界未経験からでも正社員採用を成功しやすい職種

 

【12】就職支援エージェントは2~3社を同時に複数活用することがポイント

 

【13】正社員希望者におすすめしたい就活・転職活動支援サービス

 

【1】消防士(消防官)を辞めたい…。消防士の退職理由?

 

消防士の仕事は社会的な意義、貢献度が非常に高い仕事で、沢山の人から感謝をされる仕事ではありますが、実際に現場の最前線で働く消防士の皆さんからすると、辛いことや厳しいことが沢山あるようです。(仕事の優劣をつけるつもりはありませんが、本当に大切で、大変なお仕事とお見受けします)

 

常に命の危険と向き合わなければいけませんし、日常のトレーニング等もとてもハードでもあります。

 

20代の頃は気力も体力も充実しているため、使命感で乗り越えられるのかも知れませんが、年齢を重ねるにつれ、体力的にも精神的にもきつくなって、しんどい・辞めたい・退職したいと考える人もいるでしょう。

 

職場では確認・相談することが難しい他の消防士の悩みや退職理由を一緒に見ていきましょう。

※実際に退職した方の声などをご紹介します。

 

消防士の方々がモチベーションがモチベーションを下げてしまう理由を一緒にみていきましょう。

雑務のような仕事を任せられることもある?

 

消防署の新人さんは、トイレ掃除から洗濯、洗車、食事作りなど消防署内の家事をなどを担当することもあるようです。

 

先輩の服のたたみ方が悪ければ意味不明に怒鳴られ、料理で味付けを間違えるとつくり直しや、腕立て伏せなどの筋トレをさせられることもあるようです。

 

また、パソコンを使った事務作業も実は多く、ベテランがやりたがらないため、新人に任されることが多いようです。

 

企業・病院・学校などへの立入検査結果通知書発行や、同施設への防災訓練指導とその日程調整、防火水槽・新設消火栓の検査、火災原因調査書の作成などこまごましたことも多いと聞きます。

細々とした雑用のような事を新人が全て担当するような配属先もあるようです…。

 

でも、これは消防士に限った話ではなく、他の公務員や民間企業でも一緒かもしれません。

 

『一人でも多く人々を救おう』など使命感を持って仕事に就いた人がギャップを感じることも多いようです…。

人間関係が上手く築けない・悪いと悩む人も

 

消防士の世界は縦社会的な組織風土が強いとも聞きます。

 

かなりしっかりとした規律社会があることで、自らの命と市民の命を守って頂ける能力や人間性を身につけていらっしゃるのでしょう。

消防士さん、礼儀正しく、誠実な人が多いのは元々正義感が強く、厳しい環境で心身ともに鍛えていらっしゃるからでしょうね。

近場の消防署のトレーニングを見ていても、先輩や上司隊員さんがリーダシップを発揮していました。体育会気質な感じではっきりとした物言いに感心しました。

あとで説明する調査の中で若手の消防士の方が、「向いてないやめたほうが良いと言われた」などコメントしていることなどもあり、職場環境のギャップに苦しんでいると人もゼロではないのかと思いました。


命の危険を伴う仕事であるがゆえに、ある程度厳しい規律や文化も必要ということなのでしょう…。厳しい環境の中で治安を守って頂きありがとうございます。
 

男性社会の人間関係はなかなか難しいところも多いと聞きます…。

体力的、精神的にきつい・辛い。家庭やプライベートとの両立がし難い

 

日々のトレーニングや消火活動の現場など体力的・精神的に辛いことが多いと聞きます。

 

消防士は火事が起きれば深夜・早朝問わず現場に直行しなければいけませんよね…。夏場の炎天下の中であろうが、防護服を着て、水分摂取も追いつかない位、汗もかきます。

 

緊急の出動命令等が入ることもあり、休日でも落ち着いて休むことが出来ないという人も少なくないでしょう。家族として、心配が絶えないとも聞きます。

 

また、自分の身の危険は常に隣合わせであるだけでなく、要救助者の安否等とも向き合う必要が出てきます。

 

自分自身を責めたり、その重圧から逃れられないため、精神的に病んだり、ストレスを抱えることも少なくないと聞きます。

 

プライベートな時間が十分に確保出来ない状況下で、日本の安全を守って頂いていることに感謝いたします。

 

自分の身の危険はもちろん、人の命と向き合う仕事は精神的にも辛いですよね…。

月給や給料、年収が低い。仕事に見合ったお金がもらえない。出世が見込めない。

 

危険が伴う仕事でありながらも、20代など若いうちは報酬があまり高くないという声もありました。

 

地方公務員法第24条に基づき支給をされており、中小企業等よりは高く設定されているようですが、民間の大手人気企業などと比較すると少なめに感じます。

 

もちろん、地方公務員ですから社会的信用も高いですし、安定した収入を得ることは出来ます。

 

また、仕事に見合ったお金がもらえないに近い理由ではありますが、昇進や昇格などがし難い、組織構造になっていることも辞めたいと思う理由のようです。

 

昇給制度はありますが、報酬を上げるためには役職に就く必要があります。

 

既に上位職のポジションが埋まっている場合は、そのポストが空かない限り、昇給できないというジレンマがあるようです。

 

とても大変な仕事ですし、もっと報酬が高くてもよい気がしますが。

 

上のポストが埋まっていて昇進しにくい地域や自治体もあるようですね…。

【2】消防士と民間企業(業種別)の平均年収の違い。本当にお給料が安いのか?

 

お給料に不満があり退職を検討するケースがあるとお伝えしましたが、平均年収等が本当に少ないのでしょうか?

 

実は、平均年収で見ると消防士さんの平均年収は決して少なくはありません。

 

消防士の平均年収は、600万円~700万円と言われており、平均水準と比べても高いことがわかります。

 

これは、出動1回につき200〜500円ほどの特殊勤務手当が支給されていたり、緊急出動のときの残業代や深夜手当等が追加支給されるからです。

 

ただし、これらの支給実績は、地域や部署(消防本部、消防署・出張所・救急センター)によっても異なります。

 

また、地方公務員は、年功序列・終身雇用が想定された給料体系のため、初任給は安く設定されていますが、50代まで基本的に給料月額は増え続ける設定となっており、年齢が高い人が平均値を上げている部分も否めません。

 

参考
人事院:行政職給料表

e-Gov法令検索:地方公務員法第24条

 

非常安定した給与水準でもありますので、何が大きな不満が無い場合は在職することをご検討頂いても良い気がします…。

【3】ハラスメントの実態調査結果なども行い職場環境を整備

 

ここまでご紹介したことはごく一部の人の声でしかないため、全てを鵜吞みにして頂く必要はありませんし、総務省消防庁としても様々な調査などを行い職場環境の改善を行っているようにも思えます。(外部からはあるのでどれくらい浸透しているのかは判断しかねます)

 

【参考】消防職員向けハラスメントの実態調査結果

男性では17.5%、女性では、12.8%の方がパラハラに合ったと解答していました。

 

第三者が消防士さんの職場環境に意見するようなことはすべきではないですし、そんな目的ではないため調査結果の記載は控えますが、同調査のようなものを行いながら環境整備を行っているのでしょう。

 

現在、お勤めの方がより良い環境で就業頂き、少しでもストレスなく働ける環境を整備頂けるよう消防庁さんにお願いしたいものです。

 

少子化が進み、職員の採用も厳しくなってくるでしょうから、使命感を持って入職頂いた20代、30代の若手の消防士さんなどが安心して長く勤務出来ると良いですね。

 

消防庁としても調査などをしつつ、環境整備に努めているようです。人間関係でやめたいと思っている方からすると良い方向性でしょうか?

【4】公務員はつぶしがきかないからやめとけって本当?民間企業への再就職は難しい?

 

公務員の仕事は、潰しがきかないとよく言われますが、これは本当でしょうか?

 

消防士や警察官等は公務員の中でもかなり特殊性があるため、年齢が高くなると民間企業へ転職は割と難易度が高いと言われています。

 

年齢が高くなると、民間企業からすると未経験では受け入れ難くなりますし、年功序列の給与水準の支給はほぼ困難です。

 

逆に、年齢が若い20代の方などであれば、使命感や正義感が強く、厳しい訓練や現場で精神的、肉体的に強い人材であると期待し、再就職はそんなに難しくないでしょう。

 

でも、重要な責務に携わる消防士の皆さんに、転職失敗で後悔して頂きたくはないため、異業種への再就職の際は、慎重に検討した上で行動されることをおススメ致します。

 

ちなみに、消防士は離職数も離職率も決して高くはありません。数値にすると1%に満たない位の数値です。特徴としては、離職者のうち25歳以下の方の割合が高いことでしょうか。
 

 

離職率やお給料などから第三者的に判断すると、消防士さんを辞めることを進めるのは正直しずらいため、安易に転職を進めるつもりは全くありません。

もし、退職を検討している方は、辞めて後悔するということが無いように慎重に今後のキャリアについて検討してみてください。

 

今までお伝えした情報からすると異業種への転職を進めるべきかは判断しかねるため、慎重にお考えください。

 

ここまでご覧頂き、誠にありがとうございます。

当記事としては消防士のお仕事を続けて頂きたいとお伝えしたいですが、ご自身の今の生活や今後のキャリアビジョンを大切にして、必要に応じて、転職をご検討ください。

 

ここから先は異業種へ転職するか悩んでいる方向けの記事になります。 

 

 

20代が優良企業を探す際に役立つサイト
★20代で社会人経験が浅い方や正社員経験が無い人にはおススメ!

既卒、フリーター、ニート、第二新卒など20代で転職サイトを使ってマイペースに就活をしたい方やどのような企業が募集をしているのかまずは見てみたいという方は『Re就活』がおすすめです。

20代に専門特化をした就職・転職サイトの中では国内最大級で、未経験者歓迎の大手企業から優良中小企業の求人が多数掲載されています。

※20代に特化した転職サイトとしてNo1です。

※20代向けのエージェントサービスは記事の後半でご紹介しています。
【あわせて読みたい】Re就活の評判・口コミ

 

【4】消防士(地方公務員)から転職する際におすすめの就職相談先

 

では、消防士から別の職種へ転職する際には、どのような支援先が利用できるのでしょうか?以下は、すべて無料で利用できるサービスとなります!

 

①人材紹介サービス、転職・就職支援エージェント

 

「人材紹介サービス」、「転職・就職支援エージェント」とは、「有料職業紹介事業所」という厚生労働大臣の認可を受けた職業紹介斡旋会社のことを言います。

 

就職を希望する求職者と、人材を採用したいと考える企業のニーズをマッチングさせる役割を担っています。

 

当記事としては、①の就職支援エージェントの活用をおススメします!

 

記事の後半部分で、未経験者に人気の人材紹介サービスをご紹介します。

 

②ハローワーク

 

ハローワーク」とは、「国民に安定した雇用機会を確保すること」を目的として国(厚生労働省)が設置する行政機関です。(正式名所は、公共職業安定所)

 

全国544か所に設置され、職業紹介・雇用保険・雇用対策についての相談や手続きを行っています。

 

フリーターやニート、既卒者など、働く場所を求める全ての国民、若者・女性・高齢者・障がい者などの就職・転職の実現を支援しています。

 

③東京しごとセンター、神奈川若年就職支援センター、OSAKAしごとフィールドなど、都道府県が運営するサービス

 

東京しごとセンター」とは、東京都内での雇用・就業を支援するために、東京都が設置したしごとに関するワンストップサービスセンター」です。

 

神奈川県には、「かながわ若者就職支援センター(ジョブカフェ)」、大阪府には「OSAKAしごとフィールド」など、地域により運営形態は異なるものの、都道府県が運営する施設と、ハローワークが併設されているケースなども多く存在します。

 

運営については、民間企業や社団法人等に委託をするケースも多いようです。(運営費用は自治体が負担してるため、求職者の利用は無料です)

 

④サポステ(地域若者サポートステーション)

 

サポステ」(正式名称は地域若者サポートステーション)とは、厚生労働省が委託した全国のNPO法人・社団法人・株式会社・学校法人が運営しています。

 

就労に関する相談・面談や就労体験、面接指導など、就労に向けた総合的な支援を手掛けています。利用可能な方は、15歳から39歳までの若年層で就労していない期間がある人となります。

 

当記事としては、貴方が希望する職業の支援に強いエージェントを2、3社同時に活用することをおすすめします!

【5】専門職などの仕事に転職を検討している方

 

当記事では、20代の転職者が収入アップ、高待遇の転職を実現しやすい総合型のエージェントを厳選してご紹介します!

 

専門職などの就職・転職によって年収をアップさせたい方や30代以降の方で就職・転職活動を検討されている方は以下もあわせてご覧ください。

 

年収アップ率が高い就職・転職活動支援エージェントや就職支援ナビサイトで求職者から人気のあるおすすめサービスのパーフェクトガイドです!

 

各サービスの特徴やランキング、口コミなどをもとにした情報を提供しています。

 

当記事は20代向けの転職について解説しています。専門職や30代以上の方は以下なども参考になさってください!

【6】入社して1、2、3年程度で退職する第二新卒世代は少なくない

 

次は、消防士(地方公務員)に限らず、他の業界・職種で就職をした人たちの離職率等を見ていきましょう。一般企業への転職を考えるのでしたら、ライバルになる人達です!

 

さて、新卒として入社をした新入社員の離職率はどれくらいだと思いますか?

 

『とりあえずは一年』『最低三年は頑張れ』等と精神論的な話を良く聞きますのが、実は割と多くの方が早期離職をしている現状もあるのです。

 

厚生労働省の『新規学卒者の離職状況調査』によると平成25年~29年にかけての大卒3年以内の離職率は以下のようになっています。

 

 

少し古いデータですが上記の厚生労働省の調査によると平成27年時点での新入社員の離職率は31.8%です。

 

内訳としては、一年以内が11.9%、二年以内が10.4%、三年以内が9.5%となっており、数値としては実は入社してすぐのタイミングのほうが離職率は高いのです。

 

入社して一年、二年位の短期期間で転職する人は実はそんなに少なくないのです…

▼あわせて読みたい(ブラック企業体質で会社を辞めたい方)
退職代行サービスっておすすめ?ランキング上位の弁護士事務所や業者をご紹介

【7】転職理由によっては、仕事を辞める勇気を持っても良いのでは?

 

人それぞれ価値観や仕事観が異なるため、これが正解というものはありませんが、どこかに基準を設けないと、いつまでも判断がつきません。

 

きっと、当記事に至るまでの間で、貴方なりに努力をされたのでしょうから、今回の基準は、大きく『自分の問題なのか』、『世の中、組織や上司・先輩等の他人』なのかという部分で考えたいと思います。(あくまで一つの考え方なので、これがすべてではありません)

 

ある程度は、自分としては我慢もして来たし、努力もして来た、でも仕事の内容や会社の環境、人間関係など、自分の努力だけでは、もう満足のいく環境が得られそうに思えない場合は、次の職場でのキャリアアップやキャリアチェンジを目指して転職活動を始めてみても良いのではないでしょうか。

 

 

転職をおすすめしたい状態

(1)今の会社・職場ではキャリアップの限界を感じ、仕事に面白みを感じない

 

(2)業界・会社の業績や将来性に不安がある(成長性を感じない)

 

(3)パワハラなどが横行しており、誰が見てもブラック企業体質で、労働環境や人間関係に問題がある

 

(4)法律違反や社会通念上問題があるサービスや取引が多い

 

単純にあなたの努力不足や勉強が足りないだけなのであれば、働き方を変えてみることをおすすめします!

【8】会社を辞める(退職理由)きっかけも参考に!

 

大手人材会社エン・ジャパンのアンケート調査によると、退職理由の第1位は、「やりがい・達成感を感じないから」という結果でした。

 

第2位は「給料が低かった」。

 

第3位は、「企業の将来性に疑問を感じたから」。

 

第4位は、「人間関係が悪かったから」。

 

第5位は、「残業や休日出勤など拘束時間が長かったから」。

 

と並んでいます。

 

1位の「やりがい」や3位の「将来性に疑問を感じた」という理由で当ページを閲覧されている人はもちろん、2位、4位、5位などの人間関係や労働環境、処遇待遇面などの問題を抱えている方なども転職を検討しても良いと思います!

 

【9】転職にあたり事務職の求人倍率は高いことは覚悟しておこう…

 

大手の就職・転職ナビサイトdodaが調査した職種別の求人倍率を以下にご紹介します。

 

事務職は、元々の求人数が少ないことも影響しているのですが、職種の中でも常に上位を争う難関職種なのです。【出典】doda 転職求人倍率レポート

営業系 2.23倍
企画・管理系 2.05倍
技術系(IT/通信) 10.71倍
技術系(電気/機械) 4.42倍
技術系(メディカル) 1.71倍
技術系(化学/食品) 1.26倍
技術系(建築/土木) 5.84倍
専門職 7.90倍
クリエイティブ系 1.56倍
販売/サービス系 1.18倍
事務職 0.29倍

 

事務職の求人倍率は「0.29」ととても高いのです。コロナ禍ではより厳しい状況です。

簡単にお伝えすると10人事務職を探していたら3人弱の採用枠しかないということです。

異業種から正社員で事務職を目指すことは非常に難易度が高いため、正社員としての就職・転職活動を並行して、一般企業の事務職の経験をきちんと積むことが出来る派遣社員としての就職・転職活動を一回挟んでから、正社員としての道を目指すことも一つの選択肢として考えても良いかと思います。

 

あわせて読みたい

【10】業界未経験からでも正社員採用を成功しやすい職種

 

いままで経験をして来た業界・職種以外の仕事に転職する場合は、どのような業界であれば求人が多いのかを確認していきましょう。

 

①営業・販売や接客などのサービス系
②ITエンジニア(SEやネットワークエンジニアなど)
③介護福祉業界など
④警備員(ガードマンなど)
⑤土木・建築・建設(施工管理職など)

 

例えば、営業職や接客やサービス業などは、専門スキルよりもコミュニケーション能力や人柄などを重視する傾向が強いため、未経験者でも正社員として採用される確率が高い職種です。

 

結果を出せるようになれば、学歴はそんなに関係なく評価をされるところも多いです。営業と比較すれば、攻めの要素が下がるため、プレッシャーは軽減されると思います!

 

また、ITエンジニアについては、(SEやネットワークエンジニアなど)、スクールでプログラミングや資格取得のサポート等をして頂けることと就職支援がセットになったものが存在するためそのようなサービスを活用していくようにしましょう。

IT業界はコロナ禍においても非常に安定しており、おすすめしたい業界の一つです!手に職をつけることが出来れば、リモート勤務などもしやすく働きやすい環境です。

 

 その他、介護福祉業界や、施工管理職等も安定しています!

 

すぐに就活・転職活動を始めることに自信がない人は、カレッジ型の支援でPCスキルやビジネスマナーなどを習得しましょう。

【11】就職支援エージェントは2~3社を同時に複数活用することがポイント

 

就職エージェントを活用するうえでのポイントは、自分自身が就職したいと考えている職種の支援に強い就職支援サービスを同時に2~3社程度のサービスを利用することです。

 

支援サービスごとに特徴が違うだけでなく、保有している非公開求人の内容や数にも違いがあります。(1社のみの活用ではそのエージェントが保有している求人しか受験できません)

 

また、アドバイザー・コンサルタントとの相性や支援のレベル、年収交渉の強さなども、実際に相談に行ってみないとわかりません。

 

とはいえ、登録しすぎても情報量が多すぎて、かえって混乱しますので、自らに合いそうな2~3社程度に登録をして、実際に相談することをおすすめします。

 

例えば、営業や販売などの一般的な職種支援をご希望であれば、リクルートエージェント』、『就職shop』、『ハタラクティブの2~3社を登録し、実際に面談に行ってみて相性を確かめていきましょう。

 

コロナ禍でも求人が豊富なIT業界を未経験から目指す方は、ネットビジョンアカデミーがおすすめです。安定のネットワークエンジニアへの転職に強いです。

【12】正社員希望者におすすめしたい就活・転職活動支援サービス

 

希望する支援のスタイルに合わせて就職支援サービスを選ぶようにしてください。各社の特徴は下にスクロールして確認をしてください!

 

研修等は不要で、就職相談や企業の推薦などを希望の方は就職支援型からご登録ください。

 

 

就職支援型

 

ナビサイトを活用して自分で求人企業を探そうとしている方は以下をご利用ください。

 

 

就職ナビサイト

 

プログラミングや資格取得などの研修と就職支援がセットになった、ITエンジニアとして正社員になるための支援サービスをご希望の方は研修型ITエンジニアにご登録ください。 

 

 

研修型ITエンジニア

 

 

■Re就活【求人ナビサイト】

 

Re就活」は、第二新卒など20代の就職・転職求人を掲載する就職支援ナビサイトです。

 

職種・業種未経験OKの求人が多数掲載されており、初めて転職活動を行う若手社会人の不安に寄り添うコンテンツ・機能も充実しています。

 

掲載企業についても、大手人気企業からこれから伸びるであろうベンチャー企業、労働環境が整備された優良な準大手・中小気企業まで幅広い求人が掲載されています。

 

未経験OK、キャリアチェンジ歓迎の求人・転職情報が多数掲載されているため、 第二新卒をはじめ、既卒、フリーター、ニートの方なども利用しやすいサービスといえるでしょう。

 

ファーストキャリアに縛られない、多様なキャリア形成をサポートして頂けるおすすめのサービスです。

 

20代に特化したナビサイトの中では国内最大級です!

 

おすすめ度(評価)

★★★★★
エリア 全国
対象年齢 既卒・第二新卒・フリーター・20代など
得意業種 全職種
年収UP率 フリーターから正社員へ
求人数 約10,000件 ※募集職種と勤務地の組み合わせで件数算出

■リクルートエージェント【就職支援型】

 

転職支援実績No.1の転職エージェントである『リクルートエージェント』。

 

業界最大級の20万件を超える非公開求人を保有しており、他の転職サイトでは見つからなかった求人と出会える可能性が高いエージェントです。

 

選考対策を必要としない中途の転職希望者でも、非公開求人の紹介を目的に登録することを最低限おすすめしたいサービスです。

 

もちろん、書類添削や面接対策が必要な方は、不安がなくなるまで徹底的にサポートして頂けます。

 

求人数を増やす際は、同社が手掛ける転職ナビサイトの『リクナビNEXT』も登録しておいてはいかがでしょうか。

 

支援実績断トツNO1です。求人数も豊富であるため、登録必須の一社です!

 

おすすめ度(評価)

★★★★★
エリア 全国
支店 東京/西東京/さいたま/千葉/横浜/宇都宮/京都/大阪/神戸/名古屋/静岡/北海道/東北/岡山/広島/福岡
対象年齢 全世代
得意業種 全業種
年収UP率 非公開
求人数 200,000以上

■doda転職エージェント

 

転職サイトの『doda(デューダ)』は業界大手の転職エージェントの一つです。登録者数も数多く、利用者満足度1位に輝いています。

 

doda(デューダ)の取扱い求人数は約10万件と、業界2番目に豊富。

 

基本的に様々な業界を網羅しておりますが、特にIT系やものづくりエンジニア、営業、企画管理などに強いとされています。

業界でも大手のエージェントで求人数も豊富であるため、登録必須の一社でしょう。

 

パーソルグループが運営しています。求人数が豊富で利用価値の高いサービスです。

 

おすすめ度(評価)

★★★★★

 

エリア 全国+海外
支店 東京/横浜/北海道/東北/静岡/東海/関西/京都/神戸/岡山/広島/九州
対象年齢 全世代
得意業種 全職種
年収UP率 非公開
求人数 10万件以上

■ウズウズ(UZUZ)【就職支援型】

 

UZUZ(ウズウズ)』は、「他社の10倍時間をかけるのがウズウズ」と支援の手厚さで人気があります。

 

フリーターや既卒、二―トからでも内定率は86%以上で、就職後の定着率は93%です。利用者の満足度も内定率もとても高い数値となっています。

 

初回のキャリアカウセリングは2時間、面接対策も2時間、エントリー書類添削、選考日程調整、面接対策、雇用条件などの調整もすべて行って頂けます。

 

個々人の状況に合わせたオーダーメイド型の支援で徹底したサポートを受けることが出来ます。オンライン面談も可能です。

 

業界未経験者の支援に長けたエージェントです!登録しておいて損はない一社でしょう!

 

おすすめ度(評価)

★★★★★

 

エリア 関東(Skype、電話等で、名古屋/大阪/福岡なども可)
対象者 既卒・第二新卒・フリーター・20代など
得意業種 エンジニア、営業、事務、マーケティングなど
年収UP率 フリーターから正社員へ。年収、待遇up例多数
求人数 1,500件以上

■マイナビジョブ20's【就職支援型】

 

どの転職サイトよりも20代の転職・就職活動、第二新卒や既卒に特化しているのが『マイナビジョブ20's』。

 

社会人経験としての経験年数が浅くても、職務経歴書や履歴書について詳しくアドバイスして頂けますので、第二新卒~20代後半の転職活動で、書類選考や面接に不安がある人におすすめな転職エージェントです。

 

【特徴】

・登録者の85%以上が社会人経験3年以内の20代

・全ての求人2,500件以上が20代対象

・職種・業種未経験OK求人が50%以上

 

業界大手のマイナビグループが手掛ける20代専門特化のサービスです。

 

おすすめ度(評価)

★★★★★
エリア 一都三県・愛知・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀
対象年齢 24歳~29歳限定
得意業種 全業種
年収UP率 非公開
求人数 2,500件以上 

■就職Shop(リクルート運営)【就職支援型】

 

就職shop』は大手人材会社のリクルート社が運営する18歳~20代に特化した就職支援エージェントです。

特徴としては、書類選考なしで面接できる企業が多く、学歴や資格ではなく、人柄や意欲を評価する企業が集まっています。


また、取り扱いの職種職種が幅広く、事務や企画、技術系の職種での募集も多数あります。(営業職の求人は全体の約4割となっています)

 

未経験者や20代でキャリアに自信がない方から人気のあるエージェントです。

 

2022年7月の時点で、就職shopを利用している企業数は1万社を突破しています。 

 

業界最大手のリクルートグループが運営しています。必ず登録しておきたい一社となります!

 

おすすめ度(評価)

★★★★★
エリア 全国
支援拠点

東京(新宿・銀座・北千住・立川・西東京)

横浜・千葉・埼玉(大宮)

大阪・京都・神戸

対象年齢 18~29歳
得意業種 全業種
年収UP率 非公開
求人数 1万件以上

■ハタラクティブ【就職支援型】

 

ハタラクティブ』は、フリーターや既卒など、未経験者でキャリアに自信がない方にとっては非常におすすめ就職支援サービスです。履歴書・職務経歴書の添削、面接日程の調整などのサポート体制も充実しています。

 

また、ハタラクティブでは、未経験OKの求人を約2,300件以上保有しており、内定率は驚異の80%以上を記録しています。

 

加えて、実際に取材をした企業の求人のみを紹介しているので、職場の雰囲気や求人の詳細情報など、求人を見るだけではわからないようなことも教えて頂けます。

 

手厚い就職支援をご希望の方は利用してみてはいかがでしょうか。

 

 

おすすめ度(評価)

★★★★★
エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉・関西・愛知・福岡
対象年齢 20代(未経験・フリーターなど)
得意業種 全業種
年収UP率 非公開
求人数 2,000件以上

■ネットビジョンアカデミー【研修型ITエンジニア】

 

ネットビジョンアカデミー』は、上場企業のポートが運営する、フリーター、既卒、第二新卒に特化した就職支援サービスです。20代未経験からITエンジニアとして正社員就職を実現する支援をして頂けます。

 

求人数が非常に多いネットワークエンジニアとしての研修CCNA資格取得サポ―ト就職活動の支援をすべて無料で受けることが出来ます。

 

地方にお住いの方でも、シェアハウスの賃料が2か月間無料であるため、面倒な手続き無しで、安定のITエンジニアとしての就職を目指すことが出来ます。

 

 

おすすめ度(評価)

★★★★★
エリア 関東(地方在住者向けに無料シェアハウスあり)

対象者

未経験・フリーター・20代など
得意業種 ネットワークエンジニア
年収UP率 フリーターから正社員へ。年収、待遇up例多数
求人数 非公開

 

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リクルートエージェント

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