受かった内定者や選考を通過した先輩のエントリーシート(ES)を無料で閲覧できるサービスで書き方を把握

新卒としての就職活動では、インターンシップや本選考の際に、エントリーシート(ES)を必ず書くことになります。

 

でも、初めから書くのは難しいもので、先輩方もみな苦労しています。

 

当記事をご覧いただいている就活生の皆さんも、何を書いたら良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

 

そんなときは、自己PRや学業以外で力を注いだこと『ガクチカ』、志望動機などの書き方や秘訣を知るために、商社、損保、生保、マスコミ、メーカー、金融など、さまざまな業界に内定した先輩達のエントリーシート(ES)の内容を参考にしていきましょう。

 

本当に便利なことに、就活サイトやアプリの中には、大手企業人気に合格した先輩達のエントリーシート(ES)のデーターや内容が確認できるものがあるのです!

 

合格したものを公開しているものを見れるサイトや簡単にダウンロードできますので、利用しない手はないでしょう。

 

合格者のエントリーシート(ES)や選考情報を無料で閲覧できるサービスが複数存在します。

目次

 

【1】エントリーシートとは?

 

【2】エントリーシート(ES)で企業側が確認するポイント・項目

 

【3】エントリーシートの合格率って厳しいの?

 

【4】エントリーシート(ES)は何社くらい提出しているのか?

 

【5】エントリーシート(ES)閲覧が出来る就活ナビサイト・サービスランキング

 

以下、3万人以上の就職支援を手掛けた『就プラ』が、エントリーシート(ES)の閲覧サービスを比較し、評判や特徴をご説明致します。(ランキングや口コミサイト等も参考にしています)

 

当記事の監修者
約20年以上にわたりキャリア支援の領域に関わっています。複数社の上場企業の人事採用責任者を歴任し、大学のキャリア支援講座やキャリアセンターでのアドバイザー等も経験しています。(国家資格の第二種衛生管理主任者保持)

現在は、キャリア関係の執筆活動等も手掛けており、大手メディアにも掲載されております。

【メディア掲載事例】JJ就活 ローリエプレス(エキサイト)、他

【1】エントリーシートとは?

 

まず、エントリーシート(ES)とは何でしょうか?

 

簡単に説明をすると企業が採用活動をする際に、『書類選考の課題として提出を求められる採用書類』です。

 

質問項目は、企業ごとに異なり、学生の人柄を問う質問項目が多いです。

 

住所や、電話番号、e-mailアドレス、学歴、資格などのプロフィール情報は基本的に履歴書に記載します。

 

エントリーシート(ES)は、学生時代に力を注いだこと・入れたこと『通称ガクチカ』や『自己PR』、『志望動機』などを200文字~600文字程度の文章量の指定があり、就活生の皆さんがそれをアピールして行く書類です。 

 

【2】エントリーシート(ES)で企業側が確認するポイント・項目

 

エントリーシート(ES)はどのような項目があるのでしょうか?

 

企業により、質問項目は異なるものの、以下のようなポイントを確認しようとしていることが多いです。

 

確認項目

(1)学生の能力(行動特性)

(2)学生の熱意と志望度

(3)学生の知識や考える力 

 

主のポイントとしては、自社で活躍するための能力や知識を有しているか、そして自社に対して強い興味関心を抱いてくれているか等を確認してきます。

 

「学生時代に力を注いだこと(ガクチカ)」や「自己PR」などは1を問う質問となり、志望動機は2を確認しています。

 

3については、「新たな商品」を考えるようなテーマが出題されたこともあります。1、2の設問と違い、事前の対策がし難いため「自ら考える力」を確認するには適した質問なのでしょう。

 

エントリーシートを記入する事前準備として、自己分析により自らの強みを把握すると共に強みを実証できそうなエピソードを整理しておきましょう。

 

また、先輩達が書いたエントリーシート(ES)などを確認して、どのように自分自身の強みや特徴を表現していくのかを確認していくと、効率が上がります。

 

この後、ご紹介するエントリーシート(ES)の閲覧サービスで先輩達の書き方を把握していきましょう。

【3】エントリーシートの合格率って厳しいの?

 

また、人気企業ランキング上位に来るような大手企業のエントリーシートの合格率はどれ位なのかについても解説しておきましょう。

 

以下は、就職四季報に出ていた2019年卒の合格率です。

 

大手企業になると10%~20%程度とかなり厳しい数字になっています。

 

チャンスは一度きりですから、内容の充実したものを提出して、合格を勝ち取っていきたいところですね。

 

内定者や合格者のものをお手本として参考にすれば、効率的だと思いませんか?

 

少しずる賢い方法ですが、就活は情報戦ですので、有効に活用していきましょう!

 

電通東日本 11%
ロート製薬 16%
大同興行 18%
味の素AGF 22%
東京ドーム 22%
野村不動産 27%
スタンレー電気 28%
KADOKAWA 30%
東映 30%
NTT西日本 30%
ユアサ商事 31%
東レ 31%
石油資源開発(INPEX) 31%
三越伊勢丹 31%
カゴメ 32%
ハウス食品 34%
味の素冷凍食品 35%
竹中工務店 37%
東京商工会議所 37%
象印マホービン 38%
三井化学 38%
グンゼ 39%
クラレ 40%
松竹 40%
王子ホールディングス 40%
大阪ガス 42%
三菱総合研究所 42%
サンリオ 42%
ヨネックス 43%
信越化学工業 44%
積水化学工業 45%
出光興産 45%
そごう・西武 51%
中央労働金庫 52%
野村総合研究所 54%
デサントジャパン 61%

【4】エントリーシート(ES)は何社くらい提出しているのか?

 

また、就活生は、平均どれくらいの数のエントリーシートを提出しているのでしょうか。

 

年度により異なるものの、大手人材会社などのアンケートでは、内定が出るまでのエントリーシートの提出数は、平均で25社~30社社程度です。 

 

コロナ禍ではオンライン選考等が増えており、移動時間がかからないぶん、就活が心配でしたらエントリーシート数を少し増やしても良いかも知れませんね。

 

通過率を効率的に上げる際には、大手人気企業に合格した先輩達のエントリーシートの内容を参考にすることがおすすめです! 

 

新卒向けの就活サービスやアプリでは、エントリーシートの内容を無料で確認出来るサービスが複数存在します。 

 

参考にしたい方は、この後のおすすめランキングにて詳細をご確認ください!

 

30社程度のESを一からつくるのは少ししんどいですね…。先輩を参考にして楽したい気持ちとてもわかります!

【5】エントリーシート(ES)閲覧が出来る就活ナビサイト・サービスランキング

就活対策がすべて無料。ES締切や夏採用情報等が便利 就プラ
大手人気企業100社のESを閲覧可能 キャリアパーク
インターンシップに特化した国内最大級のナビサイト インターンシップガイド
内定者のESや選考情報が検索できる 就活ノート
2大就職情報ナビサイトであるリクナビのES閲覧 リクナビ

内定者のESや選考情報が検索できる(上位校向けナビ)

ワンキャリア
口コミで企業研究、先輩のES・面接情報で選考対策 就活会議
早期から活動する方向けのワークショップが人気 ジョブトラ

■就プラ(就活相談・ES添削・模擬面接等可能なフリースペース)

登録優先度:★★★★
おすすめ度:★★★★★

 

就プラ」は、過去3万人以上の就活生の支援を手掛けてきた就活生向けのフリースペースです。

 

当ページ等の監修も手掛けており、現役の人事責任者がフリースペースの運営をしているところが特徴です。

 

就職相談、ESの添削、模擬面接、自己分析、グループディスカッション等の対策セミナーなど、就活に必要な支援をすべて無料で受けることができます。

 

オンライン上ではありませんが、過去3万人以上の利用者達が残してくれたエントリーシート内容等はお伝えできます!

 

現役の人事責任者による実践的なアドバイスが何と無料です!過去3万人以上が利用しています。

 

サービスの特徴

①就職エージェントとしてはかなり特殊で、アドバイザーが現役人事担当
②企業推薦だけではなく、ESの添削や模擬面接等も可能
③支援人数を限定しているため、サポートが手厚い
④人事目線で、求人の良いところも、悪いところも説明
⑤利用料は全て無料

 

■キャリアパーク 大手人気企業100社のエントリーシート閲覧

登録優先度:★★★★★
おすすめ度:★★★★

 

キャリアパークは、東証マザーズ上場企業のポート株式会社が運営する新卒の就職活動に役立つ情報をまとめた就活サイトです。

 

全国各地で開催される企業説明会や就職イベントの情報を一つのサイトにまとめ、就職活動生へ情報提供しています。

 

キャリアパークでは、内定者のES回答集を無料で100社分公開しています。

 

ANA/JAL/トヨタ/日産自動車/花王/電通/博報堂等の大手人気企業のものを確認することができます。

 

新卒向けのサービスとしては、エントリーシートの書き方から面接対策、業界研究の仕方など幅広い情報が提供されています。

 

三菱UFJ銀行/みずほ銀行/三井住友銀行/伊藤忠商事など大手人気企業100社のESが閲覧できます。

 

■インターンシップガイド 500社以上のES情報

登録優先度:★★★★★
おすすめ度:★★★★

 

インターンシップガイド』は、全国47都道府県、日本最大の掲載企業数を誇る日本唯一のインターンシップ総合ナビサイトです。

 

就活を控えた大学3年生だけでなく、1、2年生参加可能なインターンシップを検索することが出来ます。

 

金融、マスコミ、総合商社、メーカー、外資コンサル、通信やITなど、500社以上の内定者のエントリーシートを公開しています。

 

厳選短期インターンシップ締切カレンダーや先輩達のインターンシップ体験談などの情報も豊富で、登録必須の1社となります。

 

インターンシップ情報ナビとして日本最大級です!先輩達の体験談がおすすめです!

■就活ノート(合格者のESが確認できる)

登録優先度:★★★★
おすすめ度:★★★★★

 

就活ノート」は、株式会社DYMが運営している新卒向け就活情報サイトです。

 

選考情報や選考レポートが豊富なサービスであり、上場企業を中心に、1000社超のエントリシート(ES)の内容や書類選考を通過した回答内容を確認することができます。

 

先輩達の記載内容を参考にしつつ、自分自身の内容つくっていく際には役に立つサービスです。

 

その他、エントリーシートの書き方のコツや面接のハウツーなど就活生の皆さんが就活に関するノウハウを得るには最適のサービスです!

 

上場企業から中小成長企業まで1000社を超えるESの内容を閲覧できます。その他、就活ノウハウも豊富です!

■リクナビ(2大就活ナビサイト) OpenESの閲覧が出来る

登録優先度:★★★★★
おすすめ度:★★★★★

 

2大就活ナビの一つ、「リクナビ」は就職活動をする上では、登録必須の就活ナビサイトです。リクナビだけにしか掲載されない企業もあるため、マイナビに加え登録しておくべきでしょう。

 

OpenESというリクナビ独自の仕組みを通じて、ESの提出が求められることもあります。また、就活生向けの支援コンテンツの中で、『内定者のエントリーシート(openES)』を閲覧できるサービスが存在します。

 

エントリーシート(ES)の内容を閲覧をするには、自分自身のOpenESを作成することが条件となっているようですが、最終的には作成必須のものになりますので、一旦は登録をして、先輩達のものを参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

先輩達のものを参考にしながら、手直し、修正することをおすすめします!

 

あわせて読みたい:リクナビのの評判・口コミ

 

■ワンキャリア(ONE CAREER) 内定者のESが確認できる

登録優先度:★★★★
おすすめ度:★★★★

 

ワンキャリア(ONE CAREER)」は、内定者の通過ESや面接など選考対策情報が閲覧できることが特徴です。

 

上位校学生の95%以上が利用し、月間利用者数100万人のアクセスが集まるWEBメディアとして近年急速に成長しています。

 

企業は、外資やメがベンチャー等が比較的多い印象です。選考対策の収集の際にはおすすめの就活ナビサイトです。主観的な要素が強いですが、企業群からすると上位校けの就活ナビに思えます。

 

■就活会議(大手口コミサイト)

登録優先度:★★★★
おすすめ度:★★★★

 

就活会議」は、東証1部上場の株式会社リブセンスが運営する就活ナビサイトです。

 

15万人以上の就活生が利用するサービスで、社会人の口コミで企業研究、先輩のES・面接情報で選考対策ができるサイトです。

 

内定をもらった先輩のエントリーシート(ES)の志望動機や自己PR、学生時代のエピソードなどの書き方の具体例を参考にして、受かるESを作成しましょう!

 

■ジョブトラ エントリーシートの閲覧可能

登録優先度:★★★★
おすすめ度:★★★★

 

ジョブトラ(アカデミー)』とは、『株式会社リアライブ』が運営する新卒向けの就職情報ナビサイトです。

 

人気企業1,000社の選考情報・ エントリーシートのデータ閲覧や社員・内定者・退職者によるナマの口コミデータなどが閲覧できることが特徴です。

 

また、早期から就職活動を行う方と、企業のマッチングイベント等を開催しています。

 

大手人気・メガベンチャーはじめ難関企業の「本選考」で実際に使用される「ビジネス体感ワークジョブ」に挑戦できることが特徴で、成績優秀者は「その場で」スカウトがかかります。

 

 

22卒など早期就活向け