【就職活動/面接対策】人事採用担当者に刺さる・ウケる 面接官への効果的な逆質問例文まとめ

 

新卒採用や転職活動など、就職活動の面接において一通り面接官からの質問を受けたあと、最後に聞かれる「なにか質問はありますか」の問いかけ。

 

一般的には「逆質問」等と呼ばれています。

 

突然の問いかけに対して頭が真っ白になり「特に何もありません」では、あまりにもったいないですよね…。

 

この質問は、その企業への興味・関心の強さを示すチャンスです!事前にポイントを整理し、最後のアピールタイムを有効活用していきましょう!

 

以下、面接官に刺さる(ウケが良い)逆質問のポイントやコツおよび質問例文をあげておきますので参考にしてください!

 

目次

 

【1】逆質問はいくつ位準備しておくべきか?しないと落ちる?

 

【2】質問をする際のポイントおよび注意点

 

【3】面接官に評価される効果的な逆質問例

 

【4】メモなどをカバンから取りだす際はきちんと断りをいれよう!

 

以下、3万人以上の就職・転職支援をしてきた就活支援フリースペース『就プラ』が就活生や企業の人事採用責任者などから入手した情報をもとに徹底解説します!(新卒向けの情報が多いですが、20代の転職者の方に必要な情報も盛り込ませて頂いております)

 

当記事の監修者
約20年以上にわたりキャリア支援の領域に関わっています。複数社の上場企業の人事採用責任者を歴任し、大学のキャリア支援講座やキャリアセンターでのアドバイザー等も経験しています。(国家資格の第二種衛生管理主任者保持)

現在は、キャリア関係の執筆活動等も手掛けており、大手メディアにも掲載されております。

【メディア掲載事例】JJ就活 ローリエプレス(エキサイト)、他

【1】逆質問はいくつ位準備しておくべきか?しないと落ちる?

 

就職活動生や転職者からよく聞かれる質問があります。

 

逆質問は実際にいくつ位考えておいたほうが良いのか、逆質問をしないとマイナスの評価に繋がるのかです。

 

絶対にマイナスになるとは言い切れませんが、自社への興味関心が低いと判断されてはもったいないですよね…。

また、受験先企業での具体的な働き方ややりがいを知る良いチャンスです。

 

『逆質問はいくつ位必要なのか?』

『逆質問をしないと不採用(落ちる)?』

逆質問は最低でも3つ程度は準備し、面接官の様子や話の流れ、残り時間に応じて、質問をいくつするのかを臨機応変に考えていきましょう。

 

予め考えておいたものから数を減らして質問することは簡単ですが、当日、緊張する中で、増やすことは中々難しいはずです。

 

また、質問をしなかったことだけで不合格になることは少ないかと思いますが、逆質問はあなたの熱意や志望度を伝える絶好の機会です。

 

きちんとアピールに繋げていきましょう!

 

【2】質問をする際のポイントおよび注意点

●ポイント

 

質問をする際の大前提として、面接官の役職・立場により、チェックしているポイント・質問すべき内容は異なることを意識してください!

 

人事担当者であれば人間性や就業意欲、会社との相性。現場の社員であれば経験やスキル、職場とのフィット感。

 

経営者であれば、入社意欲や仕事への覚悟、投資価値など。それぞれが評価するポイントを想定し、準備していきましょう。

 

担当してくれている方の立場によって質問内容を変えていきましょう!

例えば、最終面接などで福利厚生等の質問をすることは控えましょう…。

●プラスα

下記の質問例をそのまま質問するのではなく、可能な限り自分の考えをプラスアルファすることを意識しましょう。聞く前に、自分で調べ、考えることも大切です。

 

例えば、「今後力を入れていく事業および戦略について、差し支えのない範囲に伺うことは可能でしょうか」を質問とする場合は、「事業戦略についての質問なのですが、●●業界の現状を調べたところ▲▲であることがわかり、貴社の■■事業とシナジーが生まれると考えました。この件についての御社の見解と…(予定していた質問)」

 

●注意点

給与、福利厚生、ネガティブ情報(離職率、平均残業時間、業績低迷等)、HPやパンフレットに載っている情報等についての質問はあまり喜ばれる質問ではありません。特に選考の早い段階では避けた方が無難です。

 

●質問以上に大切なこと

どんなに良い質問を投げかけたとしても、それに対して適切なリアクションが取れないと効果は半減します。質問の背景には意図があるはずですよね。

 

質問を求められたから、仕方なく…では意味がありません。「はい」、「そうですか」ではなく、返答に対してさらに深掘りをしてみたり、自分なりの感想をお礼と共に伝えましょう。

 

質問を投げかけて燃え尽きてしまわないでくださいね。会話はキャッチボールですよ!(喋り過ぎに注意)

 

質問をして終わりではないです!きちんと受け答え、反応をしましょう!

【3】面接官に評価される効果的な逆質問例

●商品・サービスに関する質問例

 

・新製品、新サービスと既存のもののレベルアップとではどちらを優先していますか。


・現場から何かアイデアを得た際に、それを共有させて頂くことは可能ですか。


・お客様からの改善要望はどのような内容が多いですか。

 

●企業の今後についての質問例

 

・事業別売上構成では◯◯が一番シェアが高いようですが、次の柱にしたい事業はなんですか。

・今後力を入れていく事業および戦略について、差し支えのない範囲に伺うことは可能でしょうか。


・既存顧客のインナーシェアアップと新規開拓の比率はどのようにお考えですか。


・今直面されている課題は何ですか。その対策はどのようなものをお考えですか。

 

●競合に関する質問例

 

・ベンチマークとしている企業はありますか。

 

・競合を押さえてシェアを拡大するための取り組みをお聞かせください。

 

●仕事内容&制度&風土等に関する質問例

 

・今回のポジションの一日のスケジュールを教えて頂けますか。

 

・情報共有のためのミーティングなどはどれくらいの頻度で開催されていますか。

 

・研修やスキルアップなどの機会は、どのようなものがありますか。

 

・職員の意識向上や組織開発のために取り組まれていることはありますか。

 

・何か改善を思いついたら、意見しても許される環境でしょうか。

 

・働く上で強く意識・心がけていることはどのようなことでしょうか。

 

・活躍されている方々の特徴を教えてください。

 

・内定を頂いた場合、入社までに学んでおくべきことがあれば教えてください。

 

・どのようなスキルを身につけておくと、仕事に役立つでしょうか。

 

逆質問をする際には、自分でもしっかり調べておくことと、自分の考えを持つようにしてください!

【4】メモなどをカバンから取りだす際はきちんと断りをいれよう!

 

メモやノートをカバンやバッグから取り出す際は、面接官に対して必ず確認をいれるようにしてください!

 

そんなに難しい表現ではなく、『メモを取り出してもよろしいでしょうか?』『メモを取っても大丈夫ですか?』と断りを入れるだけで大丈夫です。

 

学生の皆さんは、スマートフォンにメモをすることが多いかも知れませんが、面接時はスマホはやめましょう…。パソコン(PC)を取り出すことなどは尚やめたほうが良いでしょう…。

 

また、メモに逆質問の内容をまとめていたとしても、メモにずっと視線を落としたままで丸読みをすることはやめましょう。

 

メモを取り出すことをダメとは言われないと思いますが、きちんと自分の頭の中にも情報を入れておくようにしてください!

 

メモを取り出す際も勝手に取り出さないで、面接官に確認してくださいね!