シングルマザーの賢い働き方は年収いくら?母子家庭の児童扶養手当の条件や計算方法
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育児と仕事の両立で忙しいことも沢山あるかも知れません。そのような中当ページへご訪問頂きありがとうございます。
『子供が小さいので、児童扶養手当を満額もらえる範囲で働けることが理想と考えるシンママ』
『小さい子供がいても正社員として働ける仕事、子育てしながらも育児を優先して稼げる仕事を探しているワーキングマザーの方』
『子供が大きくなったので、児童扶養手当をストップして、職場復帰を目指しているのキャリア志向のママさん』
女性の転職活動は、女性ならではの仕事にまつわる悩みを多くの方が抱えており、キャリアに対する理想や希望は多岐に渡ります。
結婚や出産、子育てなどライフイベントが変化したり、離婚などやむを得ない事情、趣味や学びなど含めたワークライフバランスを意識した働き方など、家庭によって事情や悩みは異なるでしょう。
当記事では、母子・父子家庭の児童扶養手当の支給条件や計算方法について解説しますので、今後は仕事と育児の両立をどのようにしていこうか考える際の参考にしてください。
また、『女性の転職活動のポイントやコツ』や『女性が転職支援エージェント活用する方法、選び方』などをあわせて解説致します。
目次
【1】無理のない範囲が理想的?シングルマザーが賢く働くコツ・ポイント
【2】満額もらうには160万円以内。年収額300万円以上が分かれ目
【3】児童扶養手当以外で母子家庭がもらえる主な手当と特徴とは?
【4】児童扶養手当とは?支給額と所得制限や計算方法
【5】スキマ時間で少しでも収入を増やしたい人はネット(スマホ)を使った副業を!
【6】おすすめしない副業は「簡単に誰でも稼げる」「絶対儲かる」安全ではない…。
【7】厚生労働省のデータから見ると女性のほうがお給料が少なくなりがち…。
【8】世代別(年齢)、性別(男性・女性)別の平均給料額
【9】ひとり親家庭の転職は正社員では難しい?理想のタイミングは?
【10】主婦・子育てママの仕事探しはパート・派遣と正社員どちらが良い?
【11】業界未経験からでも正社員採用を成功しやすい職種や稼げる仕事は?
【12】転職支援(キャリア)エージェントとは?
【13】事前準備・当日の準備物
【14】事前に整理しておくべき情報
【15】キャリア面談の流れ
【16】シングルマザーにおすすめしたいエージェントランキング
現在は、キャリア関係の執筆活動等も手掛けており、大手メディアにも掲載されております。
【メディア掲載事例】JJ就活 ローリエプレス(エキサイト)、他
【1】無理のない範囲が理想的?シングルマザーが賢く働くコツ・ポイント
お給料や収入が全てではないもの増やせるのであれば収入を増やしたいという人は決して珍しくないでしょう。
しかし、母子家庭・父子家庭など一人親世帯で、子育てをする際には「とにかく収入を優先」という働き方はさすがに現実的ではないですよね…。
可能な限りは、児童扶養手当をもらいつつ、やりがいのある仕事に就きたいと考えるシングルマザーやファザーも多いのではないでしょうか⁉
児童扶養手当等を上手くもらいつつ、スキル等に自信がない人は、母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金などを利用して資格取得等に励んでも良いかも知れません。
副収入を増やすために、自宅に居ながらスキマ時間でもお金が稼げる副業のようなものを無理がない範囲でやってみることもありかも知れません。
無理ない範囲で仕事をしていきたいと考える方は、以下のことなどを意識しながら仕事探しをしてみてはいかがでしょうか?
職場選びのコツやポイント
あわせて、国や自治体の制度も必用に応じて活用していきたいですね。
特に子供が小さいのであれば、公的な制度を利用しつつ、家庭を優先して無理がない適切な働き方を実現してください。
【参考】厚生労働省:母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について
あまり多くはありませんが、テレワーク可能な仕事などにつければワークライフバランスが取りやすそうですね!
【2】満額もらうには160万円以内。年収額300万円以上が分かれ目
児童扶養手当の支給条件や計算方法などは、記事の後半で詳しくお伝えしていきますが、年収額と支給条件のバランスは以下のようなイメージです。
子供の人数により手当額が異なるため、子供が1人の場合を想定します。
全額受け取りたい場合 |
控除前の年収を160万円以内に調整 |
しっかり稼ぎたい場合 |
年収が約315万円以上稼げるようであれば無理がない範囲で稼ぐ |
手当を受け取れなくなる場合 |
年収が約365万円以上は手当が受け取れなくなるため、ガッツリ稼ぐ
|
所得制限に引っかからずに、児童扶養手当を満額受け取る場合には、控除前の年収を160万円以内にするようにしてください。
月額に直すと、12、13万円位~最大でも月に15万円位を上手く調整して稼ぐようなイメージでしょうか?
所得が見込めそうな方で、児童扶養手当がもらえなくなる年収額は365万円以上(子供一人の場合)です。
一ヶ月のお給料が25万円程度で、ボーナスを含めたら年収350~400万円など上記の金額を大きく超える場合は、自力で生活する方に舵を切ってしまっても良いかも知れませんね。(ずる賢い計算に見えるかも知れませんがお子さんが大きくなって子育ての負担が少なくなるまでは、制度を上手く活用しても良いのではないでしょうか?)
年収300万円以上稼げている方はそんな細かな調整をしなくても良いかも知れませんが、参考にしてください!
【3】児童扶養手当以外で母子家庭がもらえる主な手当と特徴とは?
既に受給済みで、制度自体をご存じの方も多いかも知れませんが、最近シングルマザーになったという方もいらっしゃるかも知れませんので、一般的な制度をご紹介します。
■児童手当
まずは児童手当です。
児童扶養手当とは、母子および父子家庭で生活をしている方に対して、地方自治体から支給される手当となります。
児童手当は、内閣府が実施母体となる子育て支援施策となります。
支給の対象は、中学校卒業までの児童を養育している人へ家庭に対して支給されます。
支給額は、3歳未満が一律1万5,000円、3歳以上小学校終了前までが1万円(第3子以降は1万5,000円)、中学生が一律1万円となります。
児童手当を受けとるためには所得制限限度額内である必要があります。
扶養親族等の数 | 所得制限限度額(万円) | 収入額の目安(万円) |
0人 | 622万円 | 833万3,000円 |
1人 | 660万円 | 875万6,000円 |
2人 | 698万円 | 917万8,000円 |
3人 | 736万円 | 960万円 |
4人 | 774万円 | 1,002万1,000円 |
5人 | 812万円 | 1,042万1,000円 |
【参考】内閣府:児童手当制度のご案内
■児童育成手当
児童育成手当とは、市区町村毎に実施されている母子家庭向けの手当て制度です。
全ての市区町村で導入されているわけではないため、お住いの自治体に確認をするようにしてください。
児童育成手当関連のリンク一例
上記の自治体が特別珍しい手当があるという訳ではなく、児童育成手当と検索して、上位に表示をされていたところを参考にご紹介しただけです!
【4】児童扶養手当とは?支給額と所得制限や計算方法
児童扶養手当とは、父または母が死亡した子どもなどの養育者や両親の離婚によりひとり親世帯になった家庭で暮らす子どもに支給される手当となります。
支給期間は、18歳の誕生日の後、最初に迎える3月31日まで支給対象となります。
手当の支給額は、以下のとおりです。(月額)
子どもが1人の場合
全部支給:4万3,160円
一部支給:1万180円~4万3,150円
子どもが2人以上いる場合の加算額
2人めの全部支給:1万190円
2人めの一部支給:5,100円~1万180円
3人め以降1人につき全部支給:6,110円
3人め以降1人につき一部支給:3,060円~6,100円
上記の児童扶養手当には、養育者の所得制限限度額が設けられています。
扶養親族等の人数 | 全部支給限度額 | 一部支給限度額 |
0人 | 49万円 | 192万円 |
1人 | 87万円 | 230万円 |
2人 | 125万円 | 268万円 |
3人 | 163万円 | 306万円 |
4人 | 201万円 | 344万円 |
5人 | 239万円 | 382万円 |
子どもが1人の場合、年収額として160万円未満で全部支給、年収160万円~365万円未満の場合は、一部支給の対象となります。
先述の通り、子ども1人の場合に、年収365万円を超えていると支給対象ではなくなります。
なお、児童扶養手当の「所得」の算出方法は、年収や家賃収入などあなたが稼いだ全ての収入に対して、養育費の8割を加えた金額から、定められた控除額を差し引き計算致します。
そして、児童扶養手当の所得制限には、上記で計算したあなたの所得から「控除額」を差し引いた額が該当します。
児童扶養手当の控除額
・一律控除:8万円
・障害者控除:1人につき27万円
・特別障碍者控除:1人につき40万円
・勤労学生控除:27万円
・寡婦(夫)控除:27万円
・寡婦特例控除:35万円
その他、小規模企業共済等掛金控除、医療控除、配偶者特別控除、雑損控除などが該当する可能性があります。
詳しくは、各自治体のHPなどをご確認ください。
よくわからないという人は自治体に問い合わせをすれば教えてくれます。ポイントは子供が一人なら160万円未満で全額支給と覚えておいてください。
【5】スキマ時間で少しでも収入を増やしたい人はネット(スマホ)を使った副業を!
大きな金額ではなかったとしても月に5,000円でも1万円でも収入を増やしたいといという人も多いでしょうね。
今の会社で仕事をしながら副業や内職をする場合は、個人的にはインターネットを活用した仕事や業務委託をすることをおススメします!
インターネットを利用した仕事や業務委託は、クラウドソーシングのお仕事や懸賞サイトやポイントサイトを利用すると効率的に仕事を探すことが出来ます。
在宅時間を活用することが出来るメリットがある分、デメリットもあります。
「案件の単価が低めなことが多い」、「コツコツと地味に続けないとまとまった収入にはならない」という事です。
おそらく、当記事をご覧頂いている皆さんは、大きな金額を稼ぎたいというよりも、現在の職場にはバレないようにスキマ時間で効率的に働くことを望んでいらしゃるかと思いますので、稼ぎよりも安全かつ自由度とお手軽さを第一にした仕事探しの方法をこの後解説していきます!
現在の職場にバレて、クビになったなど後々問題にならないよう安全性の高いメジャーなサービスをご紹介します。
■アイリサーチ(iReserch)
★空いている時間で効率的におこずかい稼ぎをしたい人におすすめ!
『アイリサーチ(iReserch)』は、2700万人以上が利用するアンケートサイトです。
東証スタンダード市場に上場する株式会社ネオマーケティングが運営しています。
子育ての空き時間を有効に活用して稼ぎたい主婦や副業としてスキマ時間で短時間で収入を少しでも増やしたいサラリーマンなどのお小遣い稼ぎにもってこいです。
Web上で完結する簡単なアンケートや自宅に送られてきた商品を試し、アンケートに答えるホームユーステスト、座談会、訪問調査など豊富なラインナップの中からあなたに希望に合った案件を選択することができます。
会場調査は運営会社の本社が会場ルームになっているため、安心です!
ポチポチとアンケートに回答するだけでポイントが貯まります。スキマ時間で簡単に稼げるところが最大のメリットです!
エリア | 全国(座談会などは東京が中心) |
得意業種 | WEBアンケート、座談会、会場調査など |
おすすめな人 | 副業やフリーランスとして仕事が欲しい方、主婦、学生も可! |
求人数 | - |
「楽して稼ぎたいな~♪って思いながらも、そんなに甘い話はないという風に考える方がおそらく大半ですよね?地道にコツコツが失敗が少ないです…」
依頼内容はサイトにより異なるため、あなたが実施出来るものを見つけるには複数のサイトに登録しておいた方が良いでしょう。
その際に危険で怪しいサービスに登録したくはないでしょうから、安全性の高いサービスは、
①利用者数が多いこと
②大手有名企業が運営していること
③口コミや評判で悪い声が少ないこと
の3点に着目して頂ければよいかと思います。
「マクロミル」 アンケートモニタサイト
『マクロミル』はアンケートに答えるだけでお小遣い稼ぎが出来るサービス。
ネットリサーチ会社としては国内最大級の企業で東証プライム市場にも上場しています。
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業界No1のアンケート数を誇るため、自分でも対応できる案件を簡単に探すことが出来ますし、アンケートに答えることでもらったポイントは現金に交換でき、振り込み手数料などもゼロ円です。
業界大手のサービスということもあり、セキュリティーや個人情報保護などの体制は万全で、毎月3万人のペースで新規会員が増えている評判のサービスです。
スマホで収入を増やすには、業界大手が運営するサービスを複数登録しておいた方が安定します。
【6】おすすめしない副業は「簡単に誰でも稼げる」「絶対儲かる」安全ではない…。
副業・内職・在宅ワーク等を検索していると、『誰でも簡単に稼げる』、『簡単に儲かる』、『ゼロ円で始められる』、『1日1時間で月収〇〇円』等といううたい文句の広告等が沢山目につきますが、基本的には怪しいものと思って頂いたほうが良いです…。
今までお伝えしてきた通り、在宅ワークで簡単に稼げるのであれば、もっと世の中に浸透しています。
簡単ではないから、実施している人がそんなに多くないですし、広まらないのです…。
SNS系、ネットショップ系、資格取得系、情報商材系、スクール系など、詐欺やトラブルに繋がっているケースも消費者庁等で多数報告が上がっています。
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個人情報やクレジットカードの番号だけ抜かれて、何かトラブルに巻き込まれるか、無料だからと始めたものの後々高額な有料サービス等の勧誘を勧められたりとロクなものがありません…。
それでは、インターネット等で安全でコツコツ稼げる仕事を見つける際の注意点や方法はどうしたら良いのと思いますよね⁉
答えはシンプルで、『多くの人が利用するメジャーなサービスを利用する』&『楽して儲かるとは思わない』の2点だけです!
楽して儲けられるものなんて無いと地に足をつけましょう。あとは多くの人が利用するサービスで地道に活動するだけです。
【7】厚生労働省のデータから見ると女性のほうがお給料が少なくなりがち…。
男女雇用機会均等法などもあり、性別によるお仕事の差などは無くなりつつあるものの、公のデータを見ると収入面ではまだ開きがあります。
まずは、国税庁のデータを参考に今後のライフスタイルやお仕事のことについて考えるきっかけにしてください。
一般的な年収等を把握するために、国税庁が発表している『民間給与実態統計調査結果』の給与階級別給与所得者数・構成比のデータも一緒に確認していきましょう。(令和元年分)
以下は、男女別の年収区分となります。
国税庁の調査では、給与所得者の1人当たりの平均給与(年間)は 436万円となっています。男女別では、男性540万円、女性 296万円です。
1年を通じて勤務した給与所得者の平均年齢は 46.7 歳(男性46.7 歳、女性46.7 歳)となっており、また、平均勤続年数は 12.4年(男性13.9年、女性10.3年)です。
年収区分 | 男性 | 女性 | ||
100万円以下 | 1,152千人 | 3.8% | 3,416千人 | 15.4% |
100万円超~200万円以下 | 2,174千人 | 7.2% | 5,258千人 | 23.7% |
200万円超~300万円以下 | 3,314千人 | 10.9% | 4,523千人 | 20.3% |
300万円超~400万円以下 | 5,017千人 | 16.6% | 3,890千人 | 17.5% |
400万円超~500万円以下 | 5,319千人 | 17.5% | 2,333千人 | 10.5% |
500万円超~600万円以下 | 4,096千人 | 13.5% | 1,232千人 | 5.5% |
600万円超~700万円以下 | 2,736千人 | 9.0% | 660千人 | 3.0% |
700万円超~800万円以下 | 1,949千人 | 6.4% | 366千人 | 1.6% |
800万円超~900万円以下 | 1,365千人 | 4.5% | 177千人 | 0.8% |
900万円超~1000万円以下 | 908千人 | 3.0% | 103千人 | 0.5% |
1000万円超~1500万円以下 | 1,661千人 | 5.5% | 189千人 | 0.8% |
1500万円超~2000万円以下 | 383千人 | 1.3% | 54千人 | 0.2% |
2000万円超~2500万円以下 | 112千人 | 0.4% | 12千人 | 0.1% |
2500万円超 | 136千人 | 0.4% | 15千人 | 0.1% |
【国税庁】民間給与実態統計調査結果
調査結果を見る限りでは、性別によって収入に大きな差があることがわかります。
その要因として、そもその労働時間数に違いがあるという見方も出来ますし、管理職、専門職など一般的に報酬が高くなる傾向のポジションや職業に就いている人が少ないという観点でも捉えられます。
特にお子さんが幼いうちは時間数に限りがありますから、子育てをしながらフルタイムで働いて年収を増やすことは大変ですし、少し難しいですよね…。
小さなお子さんがいらっしゃる場合などは親御さんや周囲の方の支援などが無いと働ける時間にやはり限りがあります。
正社員、パートとして働くこと以外にも投資などで成功された人などもいらっしゃるかも知れませんが、元手も必用ですし、一定のリスクもあるため、お財布事情からすると現実的はないとい人も多いでしょう。
お金や生活スタイルは事情は人それぞれですから、一概には言い切れませんが、生活費を切り詰めつつ生活している人もいらっしゃるかも知れません。
どうにか収入アップを図っていきたいものです!
次は年齢にも着目して別のデータを一緒に確認していきましょう。
コロナ禍で収入が少なければとても大変ですよね。早く景気が回復して欲しいものです!
【8】世代別(年齢)、性別(男性・女性)別の平均給料額
次は、世代別(年齢)、男女別の平均給料額を一緒に確認していきましょう。
傾向としては、男性は年齢を重ねるに連れ、給料額がアップしていきますが、女性はそんなに大きくは変わりません。
年齢 | 男性 | 女性 |
10代 | 18.06万円 | 17.26万円 |
20歳〜24歳 | 21.26万円 | 20.65万円 |
25歳〜29歳 | 24.79万円 | 22.96万円 |
30歳〜34歳 | 28.94万円 | 24.34万円 |
35歳〜39歳 | 32.52万円 | 25.36万円 |
40歳〜44歳 | 35.87万円 | 26.41万円 |
45歳〜49歳 | 39.49万円 | 26.87万円 |
50歳〜54歳 | 42.60万円 | 27.06万円 |
55歳〜59歳 | 41.95万円 | 26.65万円 |
60歳〜64歳 | 30.06万円 | 22.26万円 |
65歳〜69歳 | 25.88万円 | 20.87万円 |
70歳〜 | 25.34万円 | 21.58万円 |
全年齢平均 | 33.76万円 | 24.75万円 |
また、学歴別でも収入に差が出ており、男性の場合、大卒・大学院卒と、高卒を比較すると、10万円程度の差が出ている状況です。
一方、女性の場合は、学歴別ではそこまで大きな差がついていないようです。
これは見方を変えると、子供が大きくなってきたからそろそろフルタイムでの仕事を探して収入をアップさせていこうと考えたときに年齢など面ではなく、お仕事の頑張り次第で、お給料をアップしていけるという風にも捉えられるかも知れませんね。
男性では大学院・大卒と高卒では約10万円程度の開きが出ていますが、女性はほとんど変わりません。
【9】ひとり親家庭の転職は正社員では難しい?理想のタイミングは?
『ひとり親家庭の就職・転職は正社員では難しいのでしょうか?』
『また、理想のタイミングや稼げる仕事は何なのか?』
誰しもがそのような疑問を頂きますよね?
必死に子育てをされていらっしゃる皆さんに対して、軽はずみなことは言いたくないため、現実的な部分も含めてお伝えすると、実際に働ける自由な時間やお持ちのスキル、経歴によるものの、ブランクがある場合は、正社員の仕事探しは多少苦戦する方もいらっしゃるかも知れません。
でも、そんなに悲観的にはならないでください。先ほど男女別の平均給与のデータをご覧いただいたことにはもちろん意味があります。
幸いなことに、女性の収入は年齢や学歴等による差がほとんどありません。
裏を返せば、お子さんを保育園や学童等に預けられるタイミングから、頑張りをしっかりと評価してくれる職業に就き、スキルや経験を磨いていけばよいという見方もできます。
企業側のニーズをしっかりと理解したうえで活動をしていって欲しいと思います。
女性は男性に比べると学歴や年齢による収入の差が少ないです。子育てが落ち着いたタイミングで手に職をつけていくこと等をおススメします。
【10】主婦・子育てママの仕事探しはパート・派遣と正社員どちらが良い?
小さい子供がいても正社員として働ける仕事、子育てしながらも育児を優先して稼げる仕事をいざ探そうとしても、正社員として就職・転職できるのか?
それとも、パートや派遣社員として働くべきなのかなど悩むことも多いでしょうね。
一旦、正社員、パート、派遣の違いをお給料や勤務体系などの面から簡単に比較してみましょう。
パート・派遣・正社員の違い
【パ―ト】
時給は派遣と比べると低い。職場との相性が合えば融通が利き、雇用も安定している。
【派遣】
契約期間に制限がある。時給は高く、スキルが活かせる仕事が多い。福利厚生も充実している。
【正社員】
雇用が安定している。月収や年収等も高く、キャリアアップもしやすい。子育てや時短勤務等に理解のある会社ではないと再就職の難易度は若干高い。
職務経歴や今までのお仕事の中でお持ちのスキル、求める就業条件によりどの雇用形態を選択するべきかは変わって来ますが、同じ期間勤務した場合でも正社員が最も安定しており、パートよりは派遣社員のほうがあきらかに時給が高いですから、正社員としての活動に加えて、派遣会社にも同時に登録してみても良いかも知れません。
正社員がベストでしょうが、派遣社員は時給自体が高いため、短期的にはお給料や年収が高くなることもあります。派遣登録もしておいて損はないかも知れませんね。
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【11】業界未経験からでも正社員採用を成功しやすい職種や稼げる仕事は?
次は、シングルマザーの方などが、いままで経験をして来た業界・職種以外の仕事に転職する場合や未経験から就職する場合には、どのような業界であれば求人が多いのかを確認していきましょう。
②ITエンジニア(SEやネットワークエンジニアなど)
③介護福祉業界など
④警備員(ガードマンなど)
⑤土木・建築・建設(施工管理職など)
例えば、営業職や接客やサービス業などは、専門スキルよりもコミュニケーション能力や人柄などを重視する傾向が強いため、未経験者でも正社員として採用される確率が高い職種です。
結果を出せるようになれば、学歴はそんなに関係なく評価をされるところも多いです。販売職は営業と比較すれば、攻めの要素が下がるため、プレッシャーは軽減されると思います!
また、ITエンジニアについては、(SEやネットワークエンジニアなど)、スクールでプログラミングや資格取得のサポート等をして頂けることと就職支援がセットになったものが存在するためそのようなサービスを活用していくようにしましょう。
IT業界はコロナ禍においても非常に安定しており、おすすめしたい業界の一つです!手に職をつけることが出来れば、リモート勤務などもしやすく働きやすい環境です。
その他、介護福祉業界や、施工管理職なども将来性が高い業界です。
どのような業界や職種が良いのかわからない人は、転職エージェントなど支援サービスを活用することをおススメ致します。
実力次第ではありますが、営業職やITエンジニアは稼ぎやすい仕事ではあります。
【12】転職支援(キャリア)エージェントとは?
専任のアドバイザーが転職・就職活動の始めから終わりまでを支援して頂けるサービスです。
非公開の求人情報の提供や面接日程の調整などの企業への連絡等を代行して頂けるだけでなく、 年収交渉や入社後のポジション・仕事内容の確認、入社日の調整なども行って頂けるため、効率的に転職活動を進めることが出来ます。
利用料はもちろん無料です。
経験豊富なプロのアドバイザーからのアドバイスやサポートをフル活用して、転職活動を効率的に進め、年収アップや転職活動にて成功を収めたい方は有効に活用してください。
【13】事前準備・当日の持参物
(1)履歴書
(2)職務経歴書
※エージェントとの面談の際は下書きレベルでもかまいません。
特に、キャリア採用においては、企業側の採用枠が1枠のみというようなことも少なくありません。
初回面談で、自らの転職意思が高い状態であるかを転職エージェントに伝える事が重要です。
転職エージェントには毎月成約の目標数字がありますから、エージェントにとっても支援を受ける側にとっても、双方メリットが高い状態を築くことが年収アップ、理想の職場環境を得る上では重要でしょう。
【14】事前に整理しておくべき情報
エージェントのとの面談の前に、可能な範囲で以下の点を整理しておいてください。
事前に整理すべき情報
(1)転職理由
(2)志望業界
(3)希望年収
(4)転職希望時期
(5)スキルや経歴、PRポイント
※整理する目的は、推薦文の作成や、採用企業側に推薦して頂く精度を最大限に高めるためです。
【15】キャリア面談の流れ
キャリア面談の進め方は、転職エージェントやアドバイザーによって多少の違いはあるものの、一般的には以下のようになっています。
最近はコロナウイルス感染症の対策もあり、ビデオツール等を活用してオンライン対応可能な所も増えています!
・経歴、仕事内容や自身の強みやアピールポイントの確認
・転職理由やキャリアビジョンの共有
・希望条件の確認
・求人情報の紹介
以上のようなステップを踏まえ、キャリアアドバイザーが豊富な求人情報の中から、求職者(転職希望者)に合った求人情報を紹介します。
紹介を受ける際には、「なぜ、その企業を提案したのか」をキャリアアドバイザーに確認することが大切です。
なお、転職支援エージェントは、一般の求人情報には載っていない非公開求人も保有しています。
あなたのスキルや希望をしっかりと示すことで、非公開の求人の推薦を受けることができれば、より条件のよい企業への転職を成功する確率が高まります。
【16】シングルマザーにおすすめしたいエージェントランキング
業界最大手 求人数NO1 | リクルートエージェント |
業界大手の転職サイト・エージェント | doda(デューダ) |
時短勤務可能な求人が多数 | リアルミーキャリア |
人材紹介専業で19年の歴史! | ワークポート |
業界大手 バランス良し | マイナビAGENT(エージェント) |
管理部門と士業の求人に特化 利用率、決定率No1 | MS-Japan(エムエスジャパン) |
■リクルートエージェント
転職支援実績No.1の転職エージェントである『リクルートエージェント』。
業界最大級の20万件を超える非公開求人を保有しており、他の転職サイトでは見つからなかった求人と出会える可能性が高いエージェントです。選考対策ではなく、求人紹介を目的に登録することを最低限おすすめしたいサービスです。
もちろん、書類添削や面接対策を不安がなくなるまで徹底的にサポートして頂けます。
求人数を増やす際は、同社が手掛ける転職ナビサイトの『リクナビNEXT』も登録しておいてはいかがでしょうか。
支援実績断トツNO1です。求人数も豊富であるため、登録必須の一社です!
エリア | 全国 |
対象年齢 | 20代~30代 |
得意業種 | 全業種 |
年収UP率 | 非公開 |
求人数 | 200,000以上 |
■doda(デューダ)転職サイト/エージェント
転職サイトの『doda(デューダ)』は業界大手の転職サイトの一つです。
登録者数も多い転職サイトで、求人の検索機能に加え転職支援のプロであるエージェントに相談をすることも可能です。
doda(デューダ)の取扱い求人は、業界・職種ともに幅広いため、同業種でキャリアアップを目指したい方や、他業種・他職種の案件も含めて検討したい人にもおススメです!
基本的に様々な業界を網羅しておりますが、特にIT系やものづくりエンジニア、営業、企画管理などに強いとされています。
業界でも大手規模のエージェントで求人数も豊富であるため、登録必須の一社でしょう。
パーソルグループが運営しています。求人数が豊富で利用価値の高いサービスです。
エリア | 全国+海外 |
対象年齢 | 全世代 |
得意業種 | 全職種 |
年収UP率 | 非公開 |
■リアルミーキャリア
『リアルミーキャリア』は、『株式会社リアルミー』が運営するワーキングマザー・ワーママに専門特化をした就職・転職支援サービスです。
登録者数は毎月2千名以上となり、時短勤務の正社員の転職支援実績は国内最大級です。
育児経験があるアドバイザーが就職相談から選考対策、条件交渉までを徹底的にサポートしてくれます。
職種としては、営業やカスタマーサポート、エンジニア・デザイナー、マーケティング、管理部門(経理・労務・広報・法務など)等への転職支援実績が豊富なようです。
転職後すぐに時短勤務可能な求人等が豊富にあります。
エリア | 関東中心 |
対象年齢 | 20代、30代、40代、50代 |
得意業種 | 営業、IT、クリエイティブ、エンジニア、事務 |
年収UP率 | 非公開 |
求人数 | 非公開 |
■ワークポート(workport)
『ワークポート』は、人材紹介専門で19年の歴史がある企業です。
人材紹介サービスを手掛ける会社の中では非常に歴史があり、転職相談実績50万人となっています。
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対応エリア |
全国 |
取り扱い求人 | エンジニア、クリエイター、営業、事務など |
年収UP | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
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『マイナビAGENT(エージェント)』は、転職支援で圧倒的な知名度を誇るマイナビが運営するエージェントです。
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エリア | 関東・東海・関西 |
対象年齢 | 20代~30代 |
得意業種 | 営業、IT、マーケティング |
年収UP率 | 非公開 |
求人数 | 非公開 |
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エリア | 首都圏、大阪、愛知 |
対象年齢 | 全年代 |
得意業種 |
管理部門、士業専門 |
年収UP率 | 非公開 |
求人数 | 45,000件以上 |