本当に正しい? 就職活動の際の面接における『弱み』『短所』の伝え方。評価をされるポイントやコツを解説
就職試験の面接等で『弱み』や『短所』を聞かれる機会に一度や二度は直面した人も増えてきたのではないでしょうか。
「正直に伝えるべきなのか」、「どのように伝えたらよいのだろう」と悩む人も多いですよね?
さて、弱みはどのように伝えるべきなのでしょうか。
まずはじめに、弱みを含めた全ての質問は可能な限りPRに繋げたほうが良いと考えてください。
アピールと聞くと「弱みはない」と伝えたい気持ちもわからなくはありませんが、そんなスーパーマンのような人は滅多にいませんから、きちんと考えるようにしましょう!
記事の後半で、弱み一覧や回答例もご紹介&解説しています!
面接で弱みや弱点を聞かれた場合って困りますよね…。
正直に答えるべきなのか?嘘をつくべきなのか?
目次
【1】採用担当者や面接官側が『弱み』を確認する質問の意図って!?
【2】『弱み』『弱点』の見つけ方。言い換えがポイント!
【3】『弱み』『短所』を『長所』から考えていこうという方へ
【4】考えても長所に当たるところが見つからないと悩む必要はないです…
【5】弱みを簡単に見つけるには、自己分析ツールを活用することをおススメ!
【6】『弱み』『短所』『弱点』『苦手なこと』など一覧
【7】面接官に『弱み』『短所』を伝える際のコツ/注意点
【1】採用担当者や面接官側が『弱み』を確認する質問の意図って!?
まずは、企業の採用担当者、面接官が『あなたの弱みや弱点は何ですか?』となぜ聞いてくるのか理由を把握しておきたいですね。
質問には、必ず意図があります。
面接官は弱みの質問から何を確認したいのでしょうか!?
面接官側の確認のポイントは、会社、担当者により多少異なるものの、以下の3点を確かめていることが大半です。
質問の意図
(2)把握している弱みをそのままにせず改善しようとしているか
(3)自社で仕事をする上で大きくマイナスになる弱みがないか
これらを意識しながら返答し、できる限りPRにつなげていきましょう。
面接官が弱みを確認する理由は何となくわかった…ではどのようにアピールに繋げていけばよいのだろう…。
【2】『弱み』『弱点』の見つけ方。言い換えがポイント!
アピールに繋げると言ったって、そもそも自分自身の弱みがわからないという人も多いでしょう…。
弱みの見つけ方は以下を参考にしてください。
弱みの見つけ方①
よく、強みを知れば弱みがわかるという考え方もあります。でも、そもそも強みがわからないという人もいらっしゃるかもしれません…。
そのような方に向けて、後ほど強みの把握の仕方も解説していきますね!
弱みの見つけ方②
どちらの方法でも、自分自身の特徴や性格、過去の経験等を把握していく必要がありそうですね…。
強みや弱みを把握しなければいけないことまでは理解出来た…結局自己分析が必要なのかな?
自分の長所がわからない、思いつかない就活生向けの回答例文|強み一覧
【3】『弱み』『短所』を『長所』から考えていこうという方へ
次は、『弱み』は『強み』 と表裏一体と考えて、『強み』や『長所』から考えていこうとする方に向けて、長所の例をご紹介します。
以下などは、就活生が語ることが多い長所の一例です。
答え方としては、上記の特徴に対して、「ある」、「高い」、「長けている」等をつけ添えれば良いでしょうね!
長所の一覧を参考にすれば何とか、『弱み』を考えることが出来そうですか?
【4】考えても長所に当たるところが見つからないと悩む必要はないです…
『長所や強み』が自分にはない、思いつかないという人も実は多いのです。
でも、心配しないでください。『長所や強み』は誰にでもあります!
『長所や強み』がないという人は、他の人と比較をして、自信がない、目立っていないからアピールにならないと思い込んでいるだけです!
もの凄い高い水準のものではないといけないと勝手に思い込みがちですが、実際のところ就活生の大半の方が同じような水準の話をしています。
大切なことは、具体的なエピソードを交え、自分自身の中である程度自信がある特徴を、あなたのことを知らない第三者へ伝えるための表現上の工夫をすることです。
高い水準の長所・短所ではないといけないと思いこむ必要はありません。皆、同じような水準のいたって普通の話をしています!
【5】弱みを簡単に見つけるには、自己分析ツールを活用することをおススメ!
さて、『長所や強み』の話はこれくらいにして、本題の『弱み』や『弱点』の話に戻りましょう!
『弱み』に対して上手く答えるためには、何を考えておけばよいのでしょうか。
返答内容を考える前に、以下の2つの準備をすると良いでしょう!
(2)弱みや短所がどのような状況において表れるのか、マイナスに作用することがあるのかを考える
ペンを片手にノートに書き出していくことももちろん必要ですが、面倒だと思う人は就職ナビサイトやアプリ等の自己分析ツールを活用することなどでも、強みや弱みの把握が出来るはずです。
自分の『弱み』や『短所』がわからない、思いつかないという人は自己分析ツールなどを活用すると簡単に把握できます。『強み』も一緒に確認出来るため一石二鳥です!
自己分析ツールのおすすめツールやアプリ。適性診断の効果的なやり方・方法
また、必ず行っておきたいことは、応募している会社の求める人物像を確認することです。
募集職種で必要とされる能力と、皆さんの『弱み』や『短所』がミスマッチでなければ、別に嘘をつく必要はありませんし、高水準のものをアピール出来なくても問題ありません。
【6】『弱み』『短所』『弱点』『苦手なこと』など一覧
さて、面接時の伝え方を考える前に、参考までに弱みの一覧についてもご紹介します。以下も参考にしつつ、返答内容を考えていってください!
短所一覧
弱みは〇〇ない、○○すぎる、○○してしまうなど長所を言い換えれば良いです。
【7】面接官に『弱み』『短所』を伝える際のコツ/注意点
最後に、弱みを解答する際の伝え方のコツや注意点をお伝えします。
嘘をつけとは言いませんが、素直に言いすぎる必要はないですし、相手が求めている能力とは完全に反対の弱みを伝えることは避けた方が無難です。
特に、企業側の採用ニーズや求める人物像と逆行することは避けた方がよいでしょう。裏を返せば、それを利用し、PRするという考え方もアリです!
例えば、スピード感を持って仕事をする姿勢を強く求めている会社だったとしたら、「そそっかしいとか、やや慎重さに掛けることがある」などを弱みとして、
とにかくスピード重視の傾向が強く、思い立ったら即行動という面があります。
スピードを最優先する状況ではさほど問題ではありませんが、充分に考えきれていないケースがあるので、単に片付けるという意識を排除し、じっくり丁寧に取り組むことも意識しながら行動するようにしています。
などと伝えれば、スピード感を持って働ける人材というニーズにはマッチしているように聞こえますよね!
また、シンプルに「弱み」を伝える場合は、弱みを伝えたあと、改善方法も伝えるようにしましょう。
すべてを正直に伝える必要はありません。受験している職場で明らかにマイナスになるようなことを伝えることは必ずさけましょう!
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