新卒としての就職活動の面接において人事採用担当者(面接官)から質問されることがある『周囲からの評価に関する質問内容』に対しては、どのように返答すれば良いのでしょうか?
また、その質問内容には、どんな意図や目的があるのかも気になりますよね?
一般的な回答例としては、真面目、気配りができる、素直、努力家、話やすい、落ち着いている、行動力がある、聞き上手などがあるようですが、その際はどの様にエピソードを盛り込むべきなのでしょうか!?
事前に返答のポイントを整理し、面接官の意図や目的に合った回答を出来るように準備をしていきましょう。
以下、面接官に刺さる(ウケが良い)回答例文や、返答のポイントやコツをご紹介しますので参考にしてください!
【1】「周囲からの評価」に関する質問例はどのようなものがあるのか?質問の意図は?
【2】「周囲からの評価」に対しての違いとして上げられる一般的なもの
【3】周りや友人からどう思われているか?どんな人と言われる?と聞くもう一つの理由
【4】「周囲からの評価」の返答を考えるには2つの準備を!
【5】回答内容としては、ポジティブ、ネガティブな面の両方を用意
【6】「周囲からの評価」の回答例、返答の仕方
「周囲からの評価」に関する質問は、どのように確認をされるのか、いくつかの質問例をまずはご紹介します。
多少表現は異なるものの、面接官が意図する部分は一緒です。
また、「周囲からの評価」について質問をする面接官の意図は何なのでしょうか?
その時の面接の流れや、担当者の考え方によって、多少異なりがあるものの主に2つの目的があります。
(1)普段の過ごしているとき、日常生活の中で発揮されている性格や人柄を確認
(2)周囲との接し方の特徴を知り、自社の風土にマッチするのかをチェック
(3)他者評価と自己評価にズレがないかも合わせて確認
「周囲からの評価」は、上記を確認することを目的とした質問です。「自分自身を客観視できているか」、「知人や友達などチームや組織の中でどのような立ち位置や立場にいるのか」も一緒に問われることもあります。
また、他者からの評価を聞くことで、自己評価やPRしている内容とズレがないかを確認しようとする面接官もいます。
会社では、様々な価値観を持った人たちが、ビジョンや目標を実現するために、チームで力を合わせて仕事をしています。
就活生の皆さんが、社会人になった後に、周りの人達とどのように関わってくれるのか、その際に発揮される人柄や性格はどんなものなのか?自社の組織風土や環境にきちんとマッチする人であるのかを確認したいと考えています。
次は、『周囲からの評価』について、回答されることが多い性格や人柄をいくつかご紹介します。
答え方としては、上記の特徴に対して、「ある」、「高い」、「長けている」等をつけ添えれば良いでしょうね!
人事採用担当者が、「周りや友人からどう思われているか?」「どんな人と言われる?」と、第三者の視点から質問をするもう一つの理由があります。
それは就活生や応募者の『素の姿』を知ることです。
例えば、面接に緊張しやすく、本来の姿がなかなか出せないものの、人柄や性格はとても良いというような人も少なくありません。特に、エンジニアやプログラマー、SE、研究職などの専門職種などでは、人見知りで、普段の姿が見えにくい人などもいます。
また、反対に、プレゼンテーション能力が高かったり、饒舌である人などは、本心が見えにくく、評価をされるために嘘に近いようなかなり盛られた話をする人もいます。
周囲で関わる人達からの評価や印象を聞くことで、普段のあなたの姿をイメージしようとしています!
では、「周囲からの評価」に対して上手く答えるためには、何を考えておけばよいのでしょうか。
返答内容を考える前に、以下の2つの準備をすると良いでしょう!
ペンを片手にノートに書き出していくことももちろん必要ですが、面倒だと思う人は就職ナビサイトやアプリ等の自己分析ツールを活用することなどでも、強みや弱みの把握が出来るはずです。
一旦、自分の強みと弱みを考えた後は、実際にお友達や部活やサークルの先輩・後輩、アルバイト先の社員や同僚、両親、学校の先生などに自分自身の印象や評価を聞いてみてください。
ここで注意したいことは、第三者からの意見や評価をありのまま伝えるか否かは、その印象や内容により考えるようにしてください!
嘘をつく必要はないですが、アピールをするために話をするわけですから、どのように表現をすれば相手にプラスにとらえてもらえるのかは最低限考えるようにしましょう。
では、最後に面接用の回答を考えていきましょう。
アピールと考えるとポジティブな側面にだけ目が行きがちですが、必ずネガティブな側面にも目を向けるようにしてください。
ネガティブな面まで話をするかは、当日の流れや雰囲気を見ながら考えていけばよいですが、性格面や人柄を知りたいわけですから、確認される可能性は高いのです。
これは、良く聞かれる質問内容の一つで『強み』と合わせて『弱み』を聞かれることの同じようなものです。
また、自分自身の面接時の返答内容を考える際には、志望している企業にはどのような職種があり、求める人物像はどんな性格や特徴などかを必ず調べるようにしてください!
最後に、「周囲からの評価」の回答例、返答の仕方を簡単に解説致します。
回答/返答例:ポジティブな印象
回答/返答例:ネガティブな印象