【1】キャッチフレーズやコピーをつくる為には準備が必要
【2】『長所や強み』に関する質問例はどのようなものがあるのか?質問の意図は?
【3】『長所や強み』の回答例として上げられる長所一覧
【4】『長所や強み』がない・わからないと悩む人へ
【5】『長所や強み』明確にするためには自己分析を徹底
【6】「長所や強み」の回答例、返答の仕方
【7】自分の特徴や役割等などをキャッチコピーに置き換えていこう
まず、キャッチコピーやキャッチフレーズをつくる為には、下準備が必要です。
具体的に何の準備をするのかと言うと、自己分析による自分自身の特徴(強みや弱み)や経験の棚卸です。
何も考えずに、インパクトのある言葉を選択しても意味はありません。
キャッチフレーズによって、貴方の人としての人柄、特徴を伝えることに目的がある訳ですから、自分自身のことをしっかりと把握しておかなければ、どんなによい言葉がチョイスできたとしても面接官に好印象を残すことは難しいと考えて下さい。
結局のところ、良いキャッチフレーズをつくるためには自分自身の特徴をしっかりと把握する必要があるのです。
さて、自分自身の特徴を把握することは、ご理解頂けた方。
実際に企業側が、あなたの強みを把握したい理由(意図)や、その質問の種類はどのようなものがあるのかを一緒に確認していきましょう。
次は、企業側が「長所や強み」に関する質問を、どのように確認するのか質問例をご紹介していきます。
多少表現は異なるものの、面接官が意図する部分は一緒です。
また、「長所や強み」について質問をする面接官の意図は何なのでしょうか?
その時の面接の流れや、担当者の考え方によって、多少異なりがあるものの主に2つの目的があります。
(1)自分自身の強みや長所をしっかり理解出来ているのか確認
(2)応募者が持つ特徴(強み・長所)が自社にマッチしているのかもチェック
「長所や強み」は、上記を確認することを目的とした質問となります。
ここで、本題に戻ると、上記のような質問に対して回答すべき、自分自身の特徴や強みを『キャッチコピー』『キャッチフレーズ』として表現できるようにする訳です。これが面接官から評価をされるポイントです!
会社では、様々な価値観を持った人たちが、ビジョンや目標を実現するために、チームで力を合わせて仕事をしています。
就活生の皆さんが、社会人になった後に、周りの人達とどのように関わってくれるのか、その際に発揮される人柄や性格はどんなものなのか?
自社の組織風土や環境にきちんとマッチする人であるのかを確認したいと考えています。それに沿ったキャッチコピーを考えられるようにしてきましょう。
次は、『長所や強み』について、回答されることが多い性格や人柄をいくつかご紹介します。
この特徴をしっかり分析出来ていることが、キャッチコピーをつくる際に大切です!
長所にするには、上記の特徴に対して、「ある」、「高い」、「長けている」等をつけ添えれば良いでしょうね!
先に説明した通り、キャッチコピーを考える上で、自分の特徴を把握することは必要不可欠です。
しかし、『長所や強み』が自分にはない、思いつかないという人も実は多いのです。
でも、心配しないでください。『長所や強み』は誰にでもあります!
『長所や強み』がないという人は、他の人と比較をして、自信がない、目立っていないからアピールにならないと思い込んでいるだけです!
もの凄い高い水準のものではないといけないと勝手に思い込みがちですが、実際のところ就活生の大半の方が同じような水準の話をしています。
大切なことは、具体的なエピソードを交え、自分自身の中である程度自信がある特徴を、あなたのことを知らない第三者へ伝えるための表現上の工夫をすることです。
それでは、『長所や強み』を明確にするためには、何を考えておけばよいのでしょうか。その際には、以下の2つの準備をすると良いでしょう!
ペンを片手にノートに書き出していくことももちろん必要ですが、面倒だと思う人は就職ナビサイトやアプリ等の自己分析ツールを活用することなどでも、強みや弱みの把握が出来るはずです。必死に考えても割と思いつかないものです…。
なかなか思い浮かばないのにやり続けると、嫌になるだけですから、無料で利用できる自己分析サービス等を利用して効率的に進めましょう!
次は、「長所や強み」の回答例、返答の仕方を簡単に解説致します。
これが出来れば一部のwordを『キャッチコピー』に置き換えるだけです!
例えば、控えめな性格の方で、サポート側で目立ったことが無いという人でも、表現の仕方を変えればアピールになります。
回答/返答例
ご紹介した例文は、チームを主体にして、表現する例の参考としてください。
具体的な、工夫や取り組みは、皆さんが行って来たものをしっかりと整理して盛り込んで自分自身だけのものにしていってください。
さて、ここまでで自分の特徴や強みをどのように学生時代のエピソードと結びつけるのかをお伝えしてきました。
最後に本題のキャッチフレーズ作りです。先ほどの例文の中では、以下を自分の特徴として置いていました。
『サポート役や縁の下の力持ち』をどう表現するのか、一生懸命悩みましょう!
『全人類のお母さん』でも、『令和のマザーテレサ』でも、『お助けルンバ』でも、自分がしっくりくるフレーズを選べば問題ありません。
もちろん、キャッチフレーズのインパクトやセンスを求めている企業もあるのかも知れませんが、コピーライターなどになるわけでなければ、大切なことは、自分自身の特徴ときちんと合致しているのかという事です!
ググって、どこかのサイトに出ているキャッチコピーをそのままパクっても何の意味もありません。
当記事でもあえて、例文を出さないことには理由があり、人の言葉をマネするのでは、自分自身の本来の目的が果たせなくなると考えているからです。