ブラック(怪しい・やばい)企業の特徴と見分け方・見抜き方|中小やベンチャーは入社しないほうが良い会社は本当?
★ブラック企業を避けてホワイトな環境に勤務したい人必見です!
せっかく就職・転職をするのであれば労働環境の良いホワイト企業に入りたいと一般的には思いますよね。
「ブラック企業」への入社は避けたいけれども、その見分ける方や方法がわからないという方が大半かも知れません。
今回は、ブラック企業の特徴やそれを見抜くポイント、ブラック企業の見分け方などを解説していきます。
せっかく入社したのに『ブラック企業』
こんなはずじゃなかったという失敗をしないように…
目次
【1】ブラック企業とは?ブラック会社の定義自体は?
【2】就職・転職活動者向けの求人・採用情報から見抜く方法
【3】Webサイト、HPの情報から見ぬく方法
【4】転職者向けの掲示板等から見ぬく方法
【5】人事担当者や面接官の面接の様子や態度で見抜く方法
【6】実力主義で厳しい環境もある?激務で離職率が高い可能性も?
【7】ブラック企業ではない会社を見つけたい方におすすめの手段・方法
【1】ブラック企業とは?ブラック会社の定義自体は?
まず、ブラック企業の定義自体は曖昧で、人によって尺度が違うので、当記事内におけるブラック企業とは、法令遵守をせず、劣悪な労働環境で社員を働かせるような企業と定義します。
また、法律の範囲外の長時間労働や割り増し残業代の未払い、セクハラ、パラハラが横行しているなどもブラック企業・会社と表現してもよいでしょう。
以下、念のためブラック企業の解説です。
用語の解説
最近になって意味が変わり、「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」 等と説明がされていました。
ベンチャー・中小企業=ブラック企業ではないです!
ベンチャーや中小企業のほうが資金的にも人員的にも整備しきれないところがあるので、そういったイメージが先行するのかと思います。
【2】就職・転職活動者向けの求人・採用情報から見抜く方法
こんな求人は要注意
1.求人広告を常に掲載している
2.ハードルの低さが強調されている
3.給与が異常に高い(インセンティブを推奨)
4.仕事内容が「よくわからない横文字」である
5.社員数に対して、求人数や募集人数が多い
入社希望者がなかなか集まらないブラック企業・会社は、少しオーバーな情報を流す傾向があるように思えます。
特に、20代1000万、インセンティブ300万などというような先輩社員の給与がサンプルとして出ているところは少し注意が必要かも知れません。
仮に、高い給与が掲示されていたとしても、ハードワークであるか、高い歩合給が設定されている可能性が高いです。
100人のうちTOP3に入る人のサンプルのようなもので、大半の人は安く設定されている基本給のみです。
※全ての会社が該当するわけではなく、あくまで一つの見分け方としてとらえてください。
全ての会社が該当するわけではなく、あくまで一つの見分け方としてとらえてください。
【3】Webサイト、HPの情報から見ぬく方法
企業のHPの情報やWebサイト検索をする際は、次の3点をチェックしてください。
こんな求人は要注意
1.ホームページが稚拙である
2.「良い社風」だけが強調されている
3.検索ネット上で「ブラック」の噂がたっている
例えば、HPに「仕事も遊びも全力投球」というようなメッセージとともに、茶髪やパーマ、少し派手目の服装などをしている社員がにっこり笑った集合写真などが掲載されている会社は、体育会風土やサークル的なノリがある会社と思ったほうが無難でしょう。
それ自体を否定するわけでもなく、割とやんちゃな会社の特徴としては多い傾向があるように思えます。
経営理念や社会的な存在意義、ビジネスモデルや差別化できる商材のポイント、利益率などPRできる点が少ないことの裏返しかもしません。
また、グーグルなどで該当企業を検索し、関連する検索キーワードも着目するようにしてください。
「評判」「2ch」「やばい」などの言葉が表示されたら、少し疑ってみましょう。
しかし、最近はWebでの表現が自由である為、すべてをそのまま鵜呑みにすることは危険です!
【4】転職者向けの掲示板等から見ぬく方法
その会社に在籍している人や、既にその会社を辞めて転職した方等が投稿する掲示板のような情報を参考にすることも役に立ちます。
以下の転職会議やオープンワーク(OpemWork)などは口コミ企業数も多く、企業の情報を調べる際に役に立つと思います。
スコアだけでなく、現社員や退職者が書いたコメント等を確認するようにしましょう。
評価(スコア)だけでなく、社員・元社員のコメントなどを参考にしましょう!
【5】人事担当者や面接官の面接の様子や態度で見抜く方法
求人広告はHPなどは費用をかければ外部の制作会社や求人広告のライターがいくらでも良い形で表現できます。
実際に、人事担当者や面接官の様子や態度などからも確認するようにしてください。
こんな求人は要注意
1.応募者への配慮が足りない。
2.事業や業務内容の説明があいまい。
3.面接回数が少ない。面接時間が短い。面接中雑談ばかり。
4.選考のスケジュールが短く、次の選考を受けるように迫ってくる。
5.人事担当者はものすごく親切・丁寧だが、現場の担当者は高圧的。
「頭数さえ揃えば誰でもいい」という考えは、面接官の態度にも現れます。
また人が次から次へと入れ替わる為、人事制度や評価制度等も構築されておらず、担当者もあいまいな理解しか出来ていないようなこともあります。
人事担当者だけは、とても親切で雰囲気が良い企業と遭遇することも存在します。こちらは、人事担当者も採用のノルマを持っており、皆さんをお客様のように丁寧に接することが自然に出来ているのでしょう。現場の担当者との温度感がある場合も要注意です。
全てを疑う必要はないですが、雰囲気の中心は現場の社員です。人事採用担当者は人を採用するための営業マンだと思ってください!
【6】実力主義で厳しい環境もある?激務で離職率が高い可能性も?
世間一般的なイメージとして、営業職は激務で離職率も高いという風にとらえている人も多いかも知れません。
でもそれは会社によりますし、個人の考え方次第です。
『厳しさ』、『苦しさ』等の定義は人それぞれで、会社によっても状況はまちまちです。厳しい中で成果を出すことにやりがいを感じるのも仕事です。
では、見方を変えて仕事のやりがいという部分ではなく、採用データ等の離職率が高いところや労災の適用事例、労働裁判などの頻度などから劣悪な環境が多い業界・業種等はある程度絞り込んでみましょう。(あくまで推測ですから最終的な確認は各自でお願いします)
強引なテレアポ、訪問による必要以上の勧誘、パワハラ、長時間労働、休日出勤など現在でも労働基準法スレスレ(違法)な会社も一部存在します。(消費者センターなどにクレームが入るような一部の会社に限る)
とはいうものの順位を決定づける基準が難しいため、業界を名指しすることは控えますが、一般家庭向けの個人向けの営業(BtoB)についてはノルマなどが厳しい環境があるように見えます。(SNSや掲示板などでも話題に上がっているような気がしますので気になる方は消費者センターなどの情報を調べてみてください)
割と知名度のある上場企業などでも、離職率3、4割程度は普通で、中には5割超というところも存在する状況だったりもします。
同じ営業職に就職することになっても、シェアの高い商品を持つ中小のメーカーや、すでに既存顧客を複数持つ会社の法人営業(BtoC)のルート営業等のほうが営業がしやすく、ホワイトで働きやすい環境があるかもしれません。(会社によりますので必ずではありません)
また、同期や社内、同業種との競争が厳しい大手を選ぶよりも、実は中小企業等を選択して先輩にみっちり仕事を教えてもらったほうが安定して就業できたというケースも多数あります。
営業職に対して絶対的な自信がある方を除き、会社の規模や業界等に着目して就職・転職活動をされたほうが失敗は減るかと思います。
もちろん、全ての企業が上記のような環境ではありませんし、実力主義の中でバリバリ働いて、稼いでいる方も沢山いらっしゃいます!
法令違反などが無いことが前提ですが、大変な分、実績を発揮すれば稼げるところも多いです!あくまで仕事環境が自分に合うかという事が一番大切な部分です。
業界によっては超実力主義で、厳しいノルマなどが設定されているところも少なくないです…。
【8】ブラック企業ではない会社を見つけたい方におすすめの手段・方法
専任のアドバイザーが転職・就職活動の始めから終わりまでを支援して頂けるサービスです。
非公開の求人情報の提供や面接日程の調整などの企業への連絡等を代行して頂けるだけでなく、 年収交渉や入社後のポジション・仕事内容の確認、入社日の調整なども行って頂けるため、効率的に転職活動を進めることが出来ます。
当記事では、元々のテーマをずれてしまうため、就職・転職を検討中の方でおすすめの転職エージェントや人気のナビサイトを探したい方は、条件別ランキングをご確認ください。各サービスの特徴やランキング、口コミなどをもとにした情報を提供しています。
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