就職活動の面接において一通り面接官からの質問を受けたあと、最後に聞かれる「なにか質問はありますか」の問いかけ。一般的には「逆質問」等と呼ばれています。
突然の問いかけに対して頭が真っ白になり「特に何もありません」では、あまりにもったいないですよね。
この質問は、その企業への興味・関心の強さを示すチャンスです!事前にポイントを整理し、最後のアピールタイムを有効活用していきましょう。
ポイントおよび質問例をあげておきますので参考にしてください!
質問をする際のポイントおよび注意点
【ポイント】 質問をする際の大前提として、面接官の役職・立場により、チェックしているポイント・質問すべき内容は異なることを意識してください。人事担当者であれば人間性や就業意欲、会社との相性。現場の社員であれば経験やスキル、職場とのフィット感。経営者であれば、入社意欲や仕事への覚悟、投資価値など。それぞれが評価するポイントを想定し、準備していきましょう。
【プラスα】 下記の質問例をそのまま質問するのではなく、可能な限り自分の考えをプラスアルファすることを意識しましょう。聞く前に、自分で調べ、考えることも大切です。例えば、「今後力を入れていく事業および戦略について、差し支えのない範囲に伺うことは可能でしょうか」を質問とする場合は、「事業戦略についての質問なのですが、●●業界の現状を調べたところ▲▲であることがわかり、貴社の■■事業とシナジーが生まれると考えました。この件についての御社の見解と…(予定していた質問)」
【注意点】 給与、福利厚生、ネガティブ情報(離職率、平均残業時間、業績低迷等)、HPやパンフレットに載っている情報等についての質問はあまり喜ばれる質問ではありません。特に選考の早い段階では避けた方が無難です。
【質問以上に大切なこと】
どんなに良い質問を投げかけたとしても、それに対して適切なリアクションが取れないと効果は半減します。質問の背景には意図があるはずですよね。質問を求められたから、仕方なく…では意味がありません。「はい」、「そうですか」ではなく、返答に対してさらに深掘りをしてみたり、自分なりの感想をお礼と共に伝えましょう。質問を投げかけて燃え尽きてしまわないでくださいね。会話はキャッチボールですよ!(喋り過ぎに注意)
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